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ほっこり訓練日記55



こんにちは、松山真由美です。
先週、友達のやっちゃんとラシッドに付き添ってもらい、沖縄の民謡大会という、三線のコンクールに出場してきました!
去年の10月、三線教室に通い出した2回目の時に、
「来年さぁ、コンクールに出るかー!」と先生に言われ、冗談だと思った私は、
「は、はい!出ます!」
ところが冗談で返したつもりが冗談でなくなり、あれよあれよとコンクールに向けて、努力の8ヶ月となりました。
見えなくなってから社交ダンスの発表会には何度か出たことがあるけれど、コンクールというものは人生初。
正式なコンクールのため、衣装は沖縄の着物、装飾品はなし。
沖縄から会長さんをはじめ、たくさんの審査員が審査をするため、大阪まで出向いて来られたという本格的な試験だったのです。
一番驚いたのが、動画はもちろん拍手も何もかも禁止。
扉も施錠されシーンと静まりかえった中で舞台に上がり三線を弾きながら大声で歌う。しかもマイクはなし。
す、すごい!こんな緊張感に包まれた世界は見たことがなーい!
「今までの努力がどれだけ発揮できるか!」というよりも、
「この緊張感にどこまで耐えられるかな?」
という、まるで新手の、ど根性大会みたいでした。
前の人達がなぜか歌と三線がバラバラだけど、
「えぇ~?そんなに緊張するのぉ?」
いよいよ私の出番。
でも必ずその時はやってくるので、もう乗り越えるしかない!
ラシッドに出会ってから数々の奇跡が起きてきたし、多くの困難を乗り越えてきた。
「よーし!ラシッド!母ちゃんはがんばるからねー!何が何でも入賞するからねー!」
本番中は、舞台の裏で待機していてくれた
ラシットでしたが、出番が終わり舞台から降りると、
「母ちゃん、上手やったよー!良かったよー!」と、真っ先に駆けつけてスリスリしてくれました。
もしかしたら、ラシッドが一番ドキドキしていたのかも知れないなぁ!
そして、見に来てくれていた両親や親戚のおばさん達はなんと、
「本当によくやったね!よくがんばったねー!」と言いながら、オイオイ泣いているのです。
そんなみんなに私も嬉しすぎて涙がポロリ。
そして、一番前で見てくれていたスタッフのえりちゃんは、
「皆さん緊張のあまり、手がガクガク震えて三線大変なことになってましたよ。あれは見ている方が緊張ー!こんな緊張感味わったことないですよー!」
と、見ている方がハラハラドキドキ大変だったそう。
「そうかぁ、私だけ周りが見えないので、手が震えるほどの緊張はしなかったんだ!やったー!見えなくて良かった!」
と、見えないことが良かったと思えてしまった、まさかまさかの奇跡のコンクールでした。
それと、この日の結果は2週間後。
神様、どうか入賞していますように(^O^)

《あきらめず がんばってれば 楽が来る》
2017-06-16 09:22:01

ほっこり訓練日記54



こんにちは、松山真由美です。

今日は石垣島のほっこり研修の続きです。
3日目、沖縄の伝統、ミンサー折の体験に行ってきました。
見えていた時に機織り体験どころか、本物の機織り機さえも
見たことがなかったので、内心こんな私にできるのかな?と不安でした。
しかし、コースターやしおりなどいろいろある中、ストラップを見た瞬間、
「あ、これはラシッドに作ってハーネスにつけてあげたい!!」
と思ったのです。
まずは、色選びからでした。
いろんな組み合わせがあるので説明してもらい、ハーネスにはこれかな?と私が選びました。
いよいよ私の番がきて、人生初の機織り体験!
見えない私に、手取り足取り優しく指導してくれたのは、
お母さんみたいな人。
初めは何が何だかわからなかったけれど、だんだんコツがつかめ、
一人でも出来るようになってきました。
すると、「上手に織れてるよ!きれいにできてるよ!」
と誉めてくれたのです!
「最初は私にできるのか不安だったけど、できて嬉しい!」
と喜んでいると、
「何を言ってるの!やろうと思ったら何でもできるのよ!やってできないことなんて何もないのよ!」
と言われました。
「は、はい!先生!」
そして最初は、
「機織りだけ頑張ったら、後のストラップに加工するのは
難しいからおばちゃんがやってあげるからね。」
と言ってくれていたのに、
「この子にはなんでもさせなくっちゃ!」
と思ったのか、その後の加工作業も全て私にやらせてくれました。
「すごーい!本当に私にミンサー織ストラップが作れたー!
暗闇なのに、こんなにかわいいのができるなんて奇跡だなぁ!」
ずっと近くで見守ってくれていたラシッドも、無事に完成したストラップをハーネスにつけてもらい大満足そう。
ラシッド、いつも私のこと助けてくれてありがとう。
これからも神のご加護がありますように(^O^)

《世の中に やってやれない ことはなし》
2017-06-01 16:33:02

ほっこり訓練日記53



こんにちは、松山真由美です。
今日は、前回の日記の続きです。

ボランティアデーが無事に終わりほっとしていたら
嬉しい手紙がお店に届きました。
「島尾さんからです。」と渡された封筒の中には
便箋とボランティアデーの時の写真が入っていました。
あの日の私のスピーチを聞いてほっこりし、手紙を書かずには
いられなかったという、この島尾さんとの出会いは半年前。
ある日突然、「ラシッドに会いたい!」と、お店に電話がありました。
この島尾さんは、ライトハウスのパピーウォーカーをされており、
つい最近、一年間のお預かり期間が終了し、お別れをしたばかり。
それを聞いただけでも私は胸が苦しくなりました。
今回初めてパピーウォーカーをされた島尾さんは、
「寂しくて寂しくてどうしようもない。盲導犬のラシッドのことを見たら
気持ちが落ち着くかもと思って。」と、
涙と共にオワフと別れた辛さを語ってくれました。
私はずっとパピーウォーカーってすごいなぁ!
うらやましいなぁ!と思う気持ち半分、
別れは辛すぎるだろうなぁ!という気持ち半分。
しかし、ラシッドのパピーウォーカーさんにお会いしてから、
私の中で全てが変わったのです。
「そうだ、私はパピーウォーカーの素晴らしさを知っている。
こんな悲しい思いを残してパピーウォーカーをやめないでほしい。」と思い、
そのことを必死で伝えました。
パピーウォーカーの素晴らしさをもっと味わってもらうには、
せめてもう一度だけでも、次のパピーを受け入れてもらうしかないと思ったのです。
しかし、それからも何度かお客さんとしてラシッドに会いに来てくれたのですが、
オアフのことが忘れられないご様子。
それが、手紙の中に、
「悲しみの中、ほっこり美容村に行って真由美さんに出会い、世界が広がってきました。
やっと来月、子犬を受け入れることにしました。
私達にできることは、子犬とたくさん歩いて、大人から子供まで、
盲導犬の理解を広めることです。これは運命だと思っている。」
などの内容がぎっしり書かれていました。
すごい!半年という時間はかかったけれど、ついに乗り越えられたんだ!
もう嬉しくて嬉しくて。
私はこんなに自分の気持ちと真っ直ぐに向き合っている島尾さんに
初めてお会いしたときから、「この方は必ず素晴らしいパピーウォーカーになられるだろうなぁ!」
と思ったので、今回のことは本当に嬉しくて涙が出ました。
これからもかわいいパピーに癒されながら、将来の盲導犬に
愛をたくさん分け与えてあげてくださいね(^O^)

《続いてく あなたの愛は 永遠に》
2017-05-18 15:09:01

ほっこり訓練日記52



こんにちは、松山真由美です。
4月30日にライトハウスの一大イベント「ボランティアデー」に行ってきました。
ボランティアデーとは、訓練所を支えてくれているボランティアさんへの1年に1度の感謝祭。
いろんなイベントがあり、ブースがたくさん出ていて大賑わいでした。

繁殖犬ボランティアさん、パピーウォーカーさん、キャリアチェンジ犬ボランティアさん、引退犬ボランティアさんなど、人間は約400人、犬の数は176頭。
想像していた通り、今までみたことのない人と犬。
今回訓練所を卒業して以来、初めて訪れただけでも大喜びだったのに、すごい人と犬にラシ君は大大大興奮!
これをコントロールするなんて私には不可能と見なされたのか、「今日はしょうがない、ラシッドは事務所でお預かりした方がいいですね。」と、かわいそうですが隔離されてしまいました。
私がなぜボランティアデーに参加しているのかというと、理由は2つ。
2ヶ月前、ほっこりあん先生から電話があり、
「ボランティアデーで、ユーザーさんがボランティアさんにマッサージをする企画があるんですが、松山さんにお願いしたいんですけど無理ですかー?」と頼まれ、
「こんな私がお役にたてるならぜひ!」
そして、その半月後の、第2回ほっこりパーティーの時に、「今年のユーザーさんの講演も、松山さんにお願いしたいんですけど。」
とイベントのリーダーに言われ、まさかの大役までも、お受けすることになりました。
その講演は30分。何を話そうかな?と考えていたら4月のはじめに、ほっこりあん先生に、「松山さんボランティアデーで、三線弾かないんですか?」と聞かれました。
「弾かないですよー!」と答えたのに、なにがどうなったのか、ほっこりミニライブをすることになりました。
三線を3曲弾くとなると15分はかかるので、話の時間は15分。
「光の羽のことと、第2弾の本の宣伝もしてくださいね。」
と、イベントのリーダーに言われていたので、あれもこれもと大忙しのスピーチになってしまいました。
でも、「たくさんのボランティアさんがいつも訓練日記を読んでくれていると聞いています。今日は皆様にお会いできて本当に嬉しいです。何度も何度もくじけそうになったけれど、日記を楽しみにしてくれている人がたくさんいてると思えば、そうだ、私1人じゃない!日記の向こうにはたくさんの温かい人が応援してくれているんだ!と思えば、何度も励まされてきたんです。本当にありがとうございました。」
などと、普段お会いできないボランティアの方に直接お礼が言えて本当に嬉しかったです。
それに、何といっても、ラシッドに出会えたのはたくさんのボランティアさんのおかげなので、私はボランティアさんには、感謝してもしきれないのです。
「だから、少しでも皆様にほっこりしていただけたらなぁと思い、世界でたった1つのα波の出る三線を弾きたいと思います。」
と、始まったほっこりライブ。
メンバーは、私とラシッドの師匠である、ほっこりあん先生。三線なんて触ったこともないのに、忙しい中、本当によくがんばってくれました。
しかも、先生は左利きなので、かなり苦労しましたが、最後まで諦めずやりとげたことにも感動がいっぱい!
さすが私たちの師匠だなぁと、ほっこりがいっぱいの奇跡の大感謝ライブとなりました。
そして、後悔していることが1つだけあります。
質問タイムで、
「盲導犬と生活をしていて、1番困ったことと、1番嬉しかったことは何ですか?」と聞かれ、「困ったことは入店拒否の話です。」と即答したのですが、1番嬉しかったことはいっぱいありすぎて!
「もちろん2人で歩けるようになったことは嬉しいし、いつもそばにいてくれて、一人じゃないという安心感も嬉しいですし、いろんな人の優しさを感じれたことも嬉しいですし、他にもいっぱいありすぎて!どれが1番とかはわかりませーん!」
と、その時は全てが1番すぎて答えそびれた重要な答えがありました。
それは、「ラシッドが来てくれたことで、たくさんのいい人に出会えたことです。ここにいる人はもちろんですが、他にも本当に多くの出会いがあり、世界はめちゃくちゃ広がりました。」
《一番は あなたに会えた 奇跡かな》

そんなこんなで、私なりにですが、
感謝の気持ちをお伝えすることができて本当に良かったです。

そして、ほっこりライブの様子は、フェイスブックに動画を載せました。
良かったらぜひ皆様もα波でほっこりしてくださいね(^o^)
2017-05-05 14:54:01

ほっこり訓練日記51



こんにちは、松山真由美です。
先週、お店のスタッフとラシ君で、石垣島と竹富島にほっこり研修に行ってきました。
竹富島は、私が沖縄に呼ばれてから、ここまで導かれてきた原点の原点。
ずっと竹富の神様にお礼を言いたかったのになかなか行けず、10年も経ってしまったけれどやっと訪れることができました。
飛行機に乗り、船に揺られ、ついに来ました竹富島!
まずは楽しみにしていたモーモー牛車。
ところが牛車に乗ろうと並んでいたら、
「盲導犬でも犬は牛が興奮するので乗れません。」
と言われ、まさかの乗車拒否。
えー?なんで?乗れなかったら困る!と、焦った私は、
「盲導犬は大人しいので大丈夫!牛さんには絶対に迷惑をかけません!」と必死で説得。
それでも、「乗り場まではいいですが、そこで犬はお預かりします。」と言われました。
でもでも、知らない場所で一人にされたら人間でも不安なのに、ラシッドは私の体の一部。
そんなこと耐えられるわけがないと思い、そのことを牛車係のお兄さんに伝えました。
すると私の熱意が通じたのか、私達のために特別に牛車を一台出してくれたのです。
やったー!これで安心して乗れるー!
そして、私達を乗せて引っ張ってくれたのは、20歳になる大ベテランのさぶちゃん。
人間にすると60歳。そんな、何にも動じない大ベテランのさぶちゃんは、運転技術もすごいのです。
先導のお兄さんの指示は一切必要とせず、かなりの難関も余裕でクリアしてどんどん進んでいくのです。
みんなが「さぶちゃん、すっごーい!」と大絶賛。
そんな余裕たっぷりのさぶちゃんは、最後までラシ君のことなんて全く気にしている様子はなく、素晴らしい仕事ぶりを見せてくれました。
後ろからそんなかっこいいさぶちゃんの背中を見ていたラシ君と私は、
「早く私達も、さぶちゃんみたいになれるようにがんばるぞー!」と心に誓ったのでした。
それからさぶちゃんにパワーをもらった私達は、1時間くらい竹富島をぶらぶら歩きました。
一本道といえど、去年の沖縄研修では、知らない場所を私達だけで歩くのは、かなり怖かったのですが、
今年の二人は何かが違う。
「すごいなぁ!普段はわからないけど少しずつ成長しているんだなぁ!」と、感動がいっぱいの竹富島でした(^o^)

《少しずつ がんばってれば 花になる》

2017-04-27 20:17:01

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