こんにちは、松山真由美です。
昨日、お店の近くにある、日航アリビラホテルの誕生祭で花火が上がると聞いて見に行ってきました。
「ラシッド、母ちゃんの代わりにキレイな花火いっぱい見てねー!」
と沖縄に来て初めての花火にわくわくドキドキの私たち。
ホテルの花火だからホテルから上がるものだと思い込み、近くから見ることにしました。
ところが、それが悲劇の始まりだったのです。
どこに上がるのかよく分からなかった私たちは、かなり近くにいたみたいで、
始まった瞬間、どんな大きな音にも全く動じないのが盲導犬なのですが、あまりの爆音に、ラシッドはパニックになってしまったのです。
車の中だと何が起こっているか分からないので、とにかく外に連れ出しました。
「ラシッド。空見て!花火だよ!大丈夫だよ!」
と、必死でなだめたのですが、花火の数はどんどん増え大爆音はひどくなるばかり。
「ひゃー!母ちゃん、怖いー!」
と、空を見るどころか腰が抜けへろへろになっていくラシッド君。
「大丈夫よー、怖くないよー!」と言いながら、この世で一番雷が怖い私は、実はラシッド以上に怖かったのです。
ゴロゴロ、ピカッ!ドカーン!のピカッが見えない私にはいきなりドカーンと来る雷がとっても怖いのです。
なので、この真ん前でただただ連続でなる爆発音に私たちは、もう何が何だか。
ドーンとなる度に「キャー!!」とラシッドに抱きつくので、さらにラシッドは怖さが増すという悪循環。。
そして、クライマックスに近づくにつれ激しさの増す連続爆破音。
こうして、お化け屋敷かジェットコースター以上の、この世の終わり恐怖体験に耐え続けた私たち。
でも、こんなに恐れまくりの私たちとは別世界の周りの人や旦那さんは、
「キレイやった!楽しかった!」
と大満足なのです。
すごいなぁ、人間の視覚からの情報は95%というけれど、キレイな花火に意識が集中しているから、こんな激しい爆破音なのに全然気にならなかったそう。
これが本当の天と地の差だなあ!と、そのことを大発見したよくわからない一日でした(^o^)
そして私とラシッドは平穏な日常に帰っていきました(*´▽`*)
《何事も 自分をあげる 花火かな》