RSS

ほっこり訓練日記46



こんにちは、松山真由美です。
先月私たちは、奇跡の大発見をして、アスリート歩きを手に入れました!!
いつもラシ君と二人、長い道のりをてくてく歩いているのですが、帰り道は特に遠くて1時間。
すごく調子が良くて、
「やったー!今日は早く帰れたー!」と思っても、
なぜか必ず1時間。
「ごはんが命」のラシ君は、決まって夕方になるといそいそ。
「母ちゃん、早く帰ってごはんにしようー!」
と、ぐいぐい引っ張ってくれるのですが、朝からずっと中腰で仕事をした私の足腰は思うようには動いてくれません。
「待ってー、ゆっくり行こうよー!」
とステディという号令を連呼しながら
暗闇の中、全速力で歩き、家に着いた時にはもうぐったり。
よく「盲導犬と歩いてる人は、大人の早足ぐらいのスピードで、風を切って歩く。」
と聞くけれど、何かが違う気がするなぁ!
周りの人には、どんどん抜かされ、たまに「やったー抜かしたー!」と思ったら、ゆっくりゆっくり歩いているおじいちゃん。
それがなんと!1ヶ月前から急に私たちは生まれ変わったのです!!
先月、前から手元にとっておいた本が、急に気になり読んでみました。
そこには、今までの私のへなちょこ歩きの原因や、二足歩行の神髄など、
アスリートになるためのヒントがいっぱい。
そのアスリート歩きとは、歩く時も立つ時も座るときも、足の中指を意識するというものでした。
普通は親指と小指でバランスをとっているのですが、それではものすごく余分な力がかかり、体中に負担をかけているのだそう。
足底に、逆さにしたTの字があると思い、横棒に両くるぶし、縦棒の延長上に中指がくるように意識して立つ。
するとニュートラルの状態になり、無駄な力が全て抜けるので疲れない。
手は親指と小指を合わせると、さらにもっと無駄な力が抜けるのだそう。
なるほど!そうか!と思い、
早速、次の日 中指を意識して歩いてみました。
しかし、中指はなぜか意識しにくく、中指のことだけを考えるには常に意識づける必要があり、
私「ストレート、ストレート!中指中指!」
ラシ「母ちゃん、早く!ごはんごはん!」
私「ストレート、中指中指!」
ラシ「早くーごはんごはんー!」
と、中指のことだけを考えながら帰りました。
すると不思議なぐらい、ひょいひょい足が前にでるのです。
そうして家に到着し、時計を見てびっくり!なんと45分で着いたのです。
「え?本当に?すごくない?」
たまたまかなぁ??と思ったけれど、それから1ヶ月、毎回45分で帰ってこれています。
しかも、自分でも驚いているのですが、疲れていないどころか元気になっているのです。
「すごーい!一体今まで何だったの?」
今までは、疲れてくると左の小指側にだんだん倒れていくので、右で踏ん張りエイエイ!と、必死で歩いているという感じでした。
人間は目で立っているし歩いているので、体に歪みがあっても真っ直ぐ歩けますが、体のバランスだけが頼りの私には、真っ直ぐ歩くことが難しい。
そして、このことを友達のほっこり鍼灸師の直川君に話したら、
「それはすごい!今までも全速力で歩いていたのに、15分も縮まるなんてなかなかないよ!走ってない?」と驚かれました。
こうして中心に立ち無駄な力が抜けたら急に、いろんな感覚に目覚め、
「そうか、中指は、中心にあるから中指なんだ!
一番肝心なのに、長い間眠っていたんだ。
だから、何かと軸がぶれてしまうんだなぁ!
自分の中にいる神様は、中指に隠れて眠っていたんだ!これは何としてでも目覚めてもらわなくっちゃ!」
そうしてさらに気づいたことがあります。
ラシ君はいつも道の左端に沿って歩くのですが、基本に忠実なのだと思いこんでいました。
実はそうではなく私がラシ君の方にじりじり寄っていくからであり、まさか私のせいだったなんて!
「母ちゃんやめてぇー!寄ってこないでー!」
と思いながら、対向車を避けるのに随分苦労していたんだろうなぁ。
なぜなら、最近のラシ君は、道の中央を歩き、前から来る人を、右にも左にもヒョイヒョイ交わし、とっても歩きやすそうになったのです。
良かった、本当に良かった!
これからもずっとしっかり立って、身も心も真っ直ぐ正直そしてナチュラルに!
を目指して、ラシ君と二人でアスリート生活をがんばります(^o^)/

《無駄なこと 無くせば急に 楽になる》

2017-02-16 19:47:03

ほっこり訓練日記45



「ラシッドの楽しい休日」

こんにちは、松山真由美です。
お正月に神様に夢が叶う矢をいただいてから、この短い間に次から次に奇跡が起こっています。
その中でも一番嬉しかった、奇跡のほっこりピザパーティー!!
訓練所を卒業して以来ずっと、
「魔法の料理人森さんのピザが食べたいなぁ!」
と願い続けていたらなんと、パピーウォーカーの池田さんを通じて
先日、森家のピザパーティーに招待していただきました。
この日のメンバーは、魔法の料理人森ご夫妻と、繁殖ボランティアのお二人と、パピーウォーカーの池田ご夫妻。
みんなに会えてラシッド君はもう大喜び。
犬たちはといえば、キャリアチェンジ犬が2頭、パピーちゃんが2頭、繁殖犬が2頭。
そこに盲導犬のラシッド君。

ステキなお宅で、長い間待ち望んだ手作りピザのフルコース。
「あー幸せ!こんなに幸せでいいのー?これは夢?」
大好物のピザによいしれていたら、
「ラシッド、こらー!」というみんなの声。
なんとラシッド君は、楽しさのあまり一人で「わーい!わーい!」と大はしゃぎしていたのです。

盲導犬とユーザーは、身も心も一つになるとはよく聞きますが、私の喜びと感動が、全てラシッドに乗り移ったのかな?
最初から最後までラシッド君は、生後3ヶ月で元気いっぱいのパピー、エナちゃんを差し置いて
誰よりもハッスルしてしまったのです。

そうなのです、他の6頭の方がよっぽど落ち着いていて、オーラがあるというか何というか。

「なんでラシッドはこんなにやんちゃなの?」と思ったけれど、いや違う。
人間も犬も、みんなぼくのお友達と思っているラシッド君は、
「母ちゃん、ラシオは今、めちゃくちゃ楽しいので、全力で楽しんでます!止めないでください!」
と、思いっきりはっちゃけているのです。
「そうか!ラシッドは、今しか味わえない、この時間というものの存在をよくわかっているんだ。
だから、今この瞬間を全身全霊で楽しんでいるんだ!」
すごーい!私は目が見えなくなってから、視覚以外の感覚をフル活用し、感じるままに野性的に楽しいことを追い求めて生きてきましたが、さすが私のパートナーだなぁ!!

写真は、長い時間みんなと遊び疲れて
暖炉の前でシータ君と一休みしているところです。
「ここはやっぱり夢の国?暖炉に出会えるなんて!まるでハリーポッターみたい!」
と、このほっこりパラダイスを誰よりも楽しんだ全盲の私と盲導犬のラシッド君でした。

《全力で 今を生きれば 楽になる》

「また次は、夜にパーティーをしましょう!」
と約束をし、みんなに見送られ帰ろうと車に乗った時のこと。
去年パピーウォーカーの池田宅から帰るときは、また会えなくなるのかと背を向けて「サヨナラなんて言わない!」
と、固まってしまったのに、
今回は車から身を乗り出して「ばいばーい!またねー!」
と、いつまでも手を降り続ける子供のようでした。
いつもは、どこにいっても「賢いね!大人しいね!」と感心されているのですが、今日は嬉しすぎてはめを外してしまったラシッド君。

盲導犬はメリハリの天才なので、ハーネスをつけたらスイッチオン!
でもこの日はハーネスを外したラシッドの休日だったので大丈夫かな?と思い、後日この話をほっこりあん先生にしたら、
「すごく楽しかったのはわかるけど、このままじゃ、もっと激しくなるので松山さんが大変なことになりますよ!
これからは、そういうシーンでもコントロールが効かせれるようにしましょう!
これは今年の課題ですねー!」
と、「私のコントロール不足」という、まさかの課題がやって来たのです。
しかも「ステップアップすればするほど課題は増えるんですよ!」
と、言われたのですが、これは訓練日記は終われないよ!というほっこりあん先生のこわーい預言でしょうか?
次のほっこりパーティーは、ほっこりあん先生も来る予定。
ラシッド、次こそは「さすが盲導犬だね!」
と、みんなに誉めてもらえるように二人でがんばろうね(^o^)/

2017-01-27 08:24:02

ほっこり訓練日記44



こんにちは、松山真由美です。

お正月にラシ君と近所の氏神さんに初詣にいってきました。
そこで、新年早々すごいミラクルが起こったのです。
去年は人の多さに断念したので、今年はがんばるぞー!と、気合いを入れて境内へ。
長い階段を上りながら、ふと去年一年間の訓練日記のことを思い出しました。
あっという間に過ぎたようだけど、本当にいろいろあった長い一年間。
ラシ君と一緒にいると、次から次に奇跡が起こるので驚きの連続の日々でした。
すごいなぁ!奇跡ってこんなにも続くものなのかな?
目が見えていた頃は、奇跡なんてめったに起きなかったのに、なぜか良いことばかり起こるので、これはもしやラシッドが魔法をかけてくれているのかな?
いや違う、ラシッドが私のところに来てくれたこと、そもそもそこが奇跡なのです!
なぜなら、私にはラシ君と歩きながら毎回感動していることがあるのです。
それは、「何も見えない私を、何にもぶつからず、何にもつまづかず、見事にぐいぐい引っ張ってくれるのが、人間ではなく犬のラシッド。
全く見えない人を1時間手引きするのは、見えている人間でも至難の業。
それを犬が安全に、しかもすごい速さで導いてくれるなんてすごすぎる!」それが盲導犬だよ!
って言われたらそれまでですが、あまりにもすごすぎて、私にとっては世界一の奇跡なのです。
もうこれは感謝してもしきれないので、とにかく神様に一年間無事にラシッドと二人で歩いてこれたことにお礼を言おう!
「神様、いつもラシッドと安全に歩けるように見守って下さり、ありがとうございます。今年は、迷ってもパニックにならないで落ち着けるようにがんばります!」
お礼と抱負まで言えて大満足しながら、交通安全の御守りを買ってもらいハーネスポーチの中になおしていたら、信じられない出来事が起きたのです!
「松山さーん」と、神主さんの声。
「これは「夢が叶う矢」というものです。
これがあると何でも夢が叶うので、ぜひ家に飾っておいてください」
と、神主さんからまさかの魔法の小槌ならぬ、魔法の矢をいただいたのです。
なんだかおとぎ話みたいなんだけど、これは夢なのかな?
「ありがとうございます!いいんですか?!すごい!
これがあれば、どんな夢でも叶うのですか?」
「はい、そうです!どうぞお持ち帰りください。」
す、すごい!夢が叶う矢なんて物が、この世に存在するなんて!

しかも、それを一年の始まりに神主さんにプレゼントされるなんて!
このほっこり神主さんとは、何度もこの神社を訪れるうちに仲良くなりました。
いつの頃からか、御札やお守りなどを帰りにもたせてくれるようになったのですが、それが今年はこの夢が叶う矢だったのです。
これはきっと「去年は一年間、あきらめないでよくがんばった!
今年は夢をかなえてあげよう!」
と、神様からの大きなご褒美なんだ。
そうか!神様は、「世界中を元気いっぱいにしたい!」
という私たちの夢を、ちゃんと分かってくれていたんだ!
去年の魔の交差点が誕生日にクリアした事や、奇跡のカギ大発見や、クリスマスの3大ミラクルなど何かとすごかったけれど、新年早々のこの奇跡には本当に嬉しくて感謝感激し、カラカラカラーンと胸が高鳴りました。
きっと今年は、どんどん夢が叶い、すごい事になりそうなので、これからはよりいっそう精進してがんばります\(^o^)/

〈がんばろう 必ず神は 見てるから〉

2017-01-12 18:27:03

ほっこり訓練日記43




こんにちは、松山真由美です。
先週、クリスマスイブの日になんと一日にしてミラクルが3つも起ったのです。

なにが起きたのかというと、今月の始めにラシ君と二人で、念願だった「初めてのおつかい」に行ったのです。

盲導犬を持ちたいという当初の目的は、
「職場から家に帰れるようになりたい。そして、帰りにスーパーに寄って帰りたい。」というものでした。
ですが、すぐに迷子になる私達には、真っすぐ帰るだけで精一杯。
でも、もう一年が経つし、そろそろスーパーデビューをしたいなぁと思い、先月ほっこりあん先生に訓練に来てもらいました。
私の中では、駅前はいくつもの道に分かれていてかなり複雑。
しかも、帰り道に私達にとっては非常に難関であるスロープが待っているのです。
駅から帰る時に、一度も成功したことがないスロープ。
なぜなのか、今までどこのスロープも一筋縄では見つからないのです。
ほっこりあん先生は「今までだって、何とかなってきたので、これぐらい大丈夫ですよ!」と、余裕たっぷり。
次の週
「よーし!がんばるぞー!」と、ラシ君と二人、気合いを入れていざスーパーへ。
行きはスムーズ、よしよし!いい感じ!
何とか店員さんに援助をお願いし、買い物をすることができました。
「やったー!これこれ、これがやりたかったの!普通の人みたいにお買い物ができたー!」
そしてここからが肝心の帰り道。
いやな予感は当たるもので、見事に迷子になり、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ。
結局通行人に助けてもらい、なんとかかんとかスロープへ。
家について、ほっこりあん先生に、「迷ったけど、買い物して無事に帰ってこれました!」
すると「買い物ができたのなら、それは成功ですよ!そのうちスムーズにいけますよー!」
しかし、何度行ってみても、全然スムーズにいけないのです。
ある日、
「この階段には落ちることは絶対にないので安心して!」
と言われていた階段に行き、落ちそうになったのです。

その日もウロウロ迷い、
「ツゥーザスロープ」と言い続けていると、ラシ君がピタッと止まったので
「よーし!ついにきた!グッボーイ!!」嬉しくて足を出してビックリ!
ガクッ!と段差に足が落ちたのです。
「え??どういうこと?」と思った瞬間
「危ない!そこは階段よ!」と、通行人に助けてもらい危機一髪。
「え?なんで?ほっこりあん先生は、この階段に行くことはまずない!といったのに、なんで?」
次の瞬間、頭の中がグルグル周り、私の中でミラクルが起こったのです。
「えー!うそだぁ!まさかー!スロープがステップに聞こえたの?」
「母ちゃん、やっと気がついてくれた?ぼくは悪くないよー!
先生は、階段に行ったらダメっていってたのに。母ちゃんが、ステップ!ステップ!て言うから。」
信じられない!
今まで、なんでこんなにスロープで迷うのかな?と疑問だらけでしたが、まさか私の発声が悪かったからだなんて!こんなことってあっていいの?
いつもスロープでラシ君が迷うので、焦る気持ちからつい、
「ツザ、スロップ!ツザ、スロップ」と力み過ぎて、早口になっていたんだ。
ラシッドには、ぶつぶつ念仏のように聞こえていたのかも知れないなぁ!
ほっこりあん先生によく、「自信を持って!
もっとはっきりラシッドに伝えてあげて!」と言われていたので、
私の中では、はっきりきっぱり言っているつもりだったのです。
まさか全ては、私の発音不明瞭さが招いた悲劇だったとは。
ラシッドごめんね。
「ステップ?スロープ?どっち?」と困っていたんだね。

そして迎えたクリスマスイブの日。
朝一番のお客さんは、コーラスをされている美声の持ち主。
その方が、私のこの話を聞いて「魔法の発声法」を、特別に伝授してくれたのです。
すごーい!どんどん自分の声が変わっていくー!
すると、今まで自分が、なんてへにゃへにゃ喋っていたのかがわかったのです。

今まで、人間同士なのでそれなりに会話になってきたので、相手にどう伝わっているかなんて、考えたこともありませんでした。
「何を伝えるかよりも、どう伝えるかなんだなあ。
もっと、相手の気持ちを考えないと、伝えたいことは伝わらないんだなぁ。」

そして、その日の午後、良いことは続きとても嬉しいことがありました。
去年の10月まで、お店に、あーちゃんという女の子が、天使の羽を出すため、通ってくれていました。
あーちゃんは、長い間病気のため家にこもりがち。
ですが、いつしか笑顔を取り戻し、「私も、松山さんみたいに人を癒やす仕事がしたい」というぐらいまで元気になってくれたのです。
それが、去年の10月
「盲導犬の訓練に行くから、しばらくの間待っていてね。」といって以来、ピタっと来なくなってしまいました。
それが1年3か月ぶりの、クリスマスイブの日に予約が入ったのです。
それだけでも嬉しかったのに、
「私今、マッサージの学校に行ってるんです。いろいろあったけど、訓練日記を読んでいたら、松山さんもがんばってるから、私もがんばろう!と思えたんです。本当にずっと励まされてきたんです。」と言われたのです。
私は、久しぶりにあーちゃんにエステをしながら、もう涙がウルウルでした。
しかも、アルバイトも始めたらしく、
「もっと早く来たかったけど、なかなか来れなくて。初給料が出たら、一番に来ようと決めてたんです!」
嬉しすぎて、私の心はもう我慢の限界。
なんと帰り際に、
「渡したいものがあるんです。これ、みなさんで食べて下さい。」
と、初給料で買ったという、サンタさんのかわいいお菓子をくれ、カレンダーも買ってくれたのです。
今までエステをしていると、感極まってお客さんが泣いてしまうことはよくあるのですが、私が泣かされたのは初めてでした。
「嬉しい!元気でいてくれて本当に嬉しい!
まさか、私たちの訓練日記が役に立っていたなんて!
ラシッド!がんばってきて本当に良かったね!」

そして、その日の帰り道、最後のミラクルが起こったのです。

初めてのおつかいの後、なかなかスロープに行けず、ほっこりあん先生に助けを求め連絡したら、
「今、長野県のユーザーさんのとこから帰っているところなんです。」と言われました。
そんな遠いところのユーザーさんは、困ってもすぐには助けに来てもらえないよなぁ!と思えば、
「私も、甘えていないで、がんばろう!」と、数週間独り必死でスロープと戦っていたのです。
しかし、たまたま前日23日の夜、ほっこりあん先生に連絡する用事ができ、聞くぐらいいいかな?と思い、ついでにスロープまでの道順を再確認しました。
そうしたら、私が迷いすぎてパニックになり、忘れていた大切な事を教えてくれたのです。
「最後は右に曲がり、10歩で止まり、真左を向いて真っすぐ進む。
そして左のスロープへゴー」
そうだった、そうだった!すっかり忘れていた!と思い、
早速帰り道、魔法の発声法と共に試してみました。
10歩で停止
「レフト、ツゥーザ、スロォープ!」
すると、ものの見事にスロープに行くことができたのです。
「やったー!やったー!ラシッドー!グッボーイ!」
もう嬉しくて、涙が止まりませんでした。帰ってほっこりあん先生にご報告。
見えていたら絶対に起こらないミラクルばかりですが、私にとっては凄いこと。
なぜなら、あまりにも駅前で迷いすぎたため、本気でサンタさんに「スロープが見つかる魔法の杖を下さい!」とお願いしていたほど。
結局、魔法の杖はもらえなかったけれど、それ以上に大きなプレゼントをもらい最高のハッピーメリークリスマスになったのです。

こうして、一年の終わりに、3つもミラクルが起こり、感動の締めくくりとなりました。
その中でも、私が一番驚いていること。
それは、魔法の発声法により急に三線が上達し、歌がとっても歌いやすくなったということです。
来年は、電車やバスに乗って、いろんな場所に行ったり、三線のコンクールで優勝することが目標ですが、今回のことで、全てが良い方向に向かって行く予感がします。
では、来年はもっと成長したラシ君をお届けできるようにがんばるので、これからも訓練日記楽しみにしていてくださいね(^o^)



〈思いやり 自分本位じゃ 届かない〉

2016-12-29 18:08:02

ほっこり訓練日記42



こんにちは、松山真由美です。
今日は、先月福祉会館で行われた、ほっこり講座の様子をお伝えしたいと思います。
今回主催してくれた、お客さんのかおるさんは、自立支援センターの職員さん。
「利用者さんたちに、盲導犬のことを教えてあげてほしい。そして、みんなに真由美さんの三線を聞かせてあげてほしい!」と頼まれ、
三線はさておき「こんな私が役に立つのならば!」
と、喜んでお受けすることになりました。

やはり、私が見えないのになぜこんなに元気なのか?
死にかけていたのに、どうやってここまで元気になったのか?
という話ははずせないということになり、私の話と、盲導犬の話の2部構成となりました。

前半は、私のどん底時代の話。
見えなくなったのでもう二度と歩けないと思った話や、暗闇生活が辛すぎて死にたいと思った話、そしてどんどん復活してきた話など。
後半はお待ちかね、盲導犬ラシッドの奇跡の誕生から出会い、訓練や普段のお仕事ぶりなど、現在に至るまで。
盲導犬と歩き出して一年が経ち、
「私も知らないことばかりだったので、みんなはもっと知らないだろうなぁ。誤解してることも多いだろうなぁ。
私がもっと盲導犬の素晴らしさを伝えたいなぁ!」
と思えば思うほど、話は尽きません。
それと信号の渡り方は、口で説明するよりも、目で見た方が分かりやすいかな?と思い、家から信号を渡って歯医者に行くまでの動画を流したり、
きっと、みんな気になることは同じだろうと、家でのラシ君の様子をスライドショーで流したり。
そして、質問タイムに、ふれあいタイム!
ここまでだけでも内容は盛りだくさんでしたが、ついにきてしまった三線ターイム!
人前で独りで披露するのは今回が初めてだったので、何よりも緊張しましたが、みんなも歌ってくれ、会場内が一体化。
感動のあまり、調子に乗って4曲も披露してしまいました。
そして今回、何よりも嬉しかったのが、ほっこり仲間の野中さんとパートナーのリオ君が応援にかけつけてくれたことです。
ラシ君とリオ君は仲良し兄弟。
二人が揃うと「かわいいー、かわいいー!」
と、みんなのメロメロ度はMAXに。
前にはラシ君、後ろにはリオ君。
前からも後ろからも、ほっこりビームがブンブン飛び交い、会場内は愛のエネルギーでいっぱいでした。
私自身も「なんていい空気なの!みんなが楽しそうに笑っている!
愛がいっぱいの盲導犬の力は、本当にすごいなぁ!」
と、とても癒されました。
次の日、野中さんに「みんな楽しそうで良かったなぁ!
でもわしが一番驚いたのがな、それまでソワソワして落ち着きがなかったリオがな、三線始まったら急に落ち着いて、気持ちよさそうに床にベターと寝てしまったんや!
間違いない、あれは本当にα波が出ているで!」
と言われました。
確かに家で練習していると、必ずラシ君は、足元に来てウットリ?しながら聞いてくれています。
すごいなぁ!人間は犬に癒され、犬は三線に癒される!
「すごーい!これはまさに史上初のミラクルヒーリングだー!!」

こんな感じで、みんな素直の花が咲きまくり、とても楽しいほっこり講座となったのでした。
これからもこの調子で、たくさんの人に、笑顔と勇気とミラクルパワーをお届けできたら嬉しいです(^O^)

〈何事も 調子に乗れば うまくいく〉
※調子とは、物事のリズムや流れに乗ること

2016-12-16 10:23:03

前へ 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ
facebook
友だち追加数

店舗情報

営業時間
9:00~18:00
定休日
毎週月曜日
TEL
072-299-9991
住所

大阪府堺市南区
野々井260-1(地図)
クレジットカード
ご利用いただけます。
QRコード
スマートフォン
携帯用QRコード