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ほっこり訓練日記64



こんにちは、松山真由美です。
先日、半年ぶりにほっこりあん先生が、我が家にやって来てくれました。
半年という長い間、白杖の歩行指導員になるための修行に行かれていたほっこりあん先生。
修行から帰ってきて早速、フォローアップのために来てくれた時の話です。
ラシッドと私は、4月のボランティアデー以来、久々にほっこりあん先生に会えて大喜び!
この半年間で、ラシッドと私がどれだけ成長したかを先生に見せる絶好のチャンス。
ところが、残念なことに、その日はあいにくの雨。
何が残念なのかというと、ラシッドは濡れることが大嫌いなのです。
歩行中も、水たまりだけは何が何でも避けようとするし、お風呂も入るまでは、「嫌だー!濡れたくないよー!」と、必死で踏ん張るし。
だからというか何というか、レインコートを着ても、顔と足はびしょびしょになる雨降りの日だけはなるべく歩かないようにしていました。
しかも、この日に限って、私たちのレインコートをお店に置いてきてしまったのです。
「先生!今日はひどい雨だし、レインコートもないし、歩くの無理ですよー!外はやめときましょうー!」
すると、
「大丈夫ですよ、小雨になってきたし、それにレインコートがなくても傘でも歩けますよ!」
と、さらりと言われたのです。

横で会話を聞いていたラシッドは、「ガーン」と、みるみるテンションが下がっていきました。
やはりそれほど小雨ではなく、予定通り全身びしょびしょになり、
「母ちゃん、自分だけ傘さして。。。」
と、オーラごと消えそうになっていました。
しかし、修行によりパワーアップしてしまったほっこりあん先生には、そんな私たちの甘さなどとっくにバレていたのか、
「雨なんて関係なーい!」
とでも言うかのように、何度も何度も猛特訓されたのです。
やっぱり世の中は厳しいわぁ。
そういえばつい最近も、あまりの私の体の硬さに、
「ストレッチが甘すぎる!真由美ちゃんに足らないのはただ一つ、スパルタだよ!」と、ほっこり鍼灸師の直川君に言われたばかり。

そ、そうか!私にはスパルタというものが抜けていたんだ!
そうだったんだ、自分に甘いことばかりしているから、私の甘さがラシッドにも伝染してたんだ。
確かに私には、ポジティブとか、脳天気とか、受け入れるとかの能力は持ち合わせているような気がするけれど、「自分にスパルタ」という厳しさだけは持っていなかった気がするなぁ。
これは、「ゆるいのもいいけど、人生には少々のスパルタは必要なんだよ!」
と、神様に言われているとしか思えません。
でも良かった!今のうちに気づけて本当に良かった。
なぜなら、11月6日で、ラシッドが来てくれてから、早いもので2年になるからです。
なので、これからは、修行に行ったほっこりあん先生と同じくらい、たくましい盲導犬3年生になれるように、ピシパシいこうと思います(^o^)/

《いつだって 気づいたときが 新時代》
2017-11-04 09:03:01

ほっこり訓練日記63



こんにちは、松山真由美です。
先日、ラシッドのパピーウォーカーの池田さんたちと、繁殖犬ボランティアさんのお宅に、ベイビーちゃんを見に行ってきました。
「ベイビーが産まれたから、真由美さんに小さいうちに触れさせてあげたい」
と、繁殖犬のボランティアをされている三村さんが誘ってくれたのです。
まさかそんな小さな赤ちゃんが見れるなんて思わなかった私は嬉しくて嬉しくて。
しかし、まだワクチンが終わっていないので、ラシッドは接触できないため、別室で待機することになりました。

「かわいいー!やわらかいー!いい匂いー!」
と、ラシッドのミニチュアみたいな赤ちゃんを順に抱かせてもらい幸せすぎて大興奮。
盲導犬候補のパピーちゃんは、パピーウォーカーになる人が名前をつけるので、まだ名前のないこの子たちのことは、なんて読んだらいいのかな?と思っていたら、生まれた順に、
頭、背中、右肩、左肩、おしり、右足、左足と呼ぶそうなのです。
わかるように、色がつけられるから、その場所が呼び名になるらしいのですが、見えない私には未知の世界。
「この子は左肩ちゃんで、この子は頭ちゃんよー。」など、聞いているうちに
「あぁ、そうか。こうしてラシッドも右肩ちゃんとか呼ばれ、こんなに大切にされていたんだなぁ!」
と、胸がジーンと温かくなりました。
そして、みんなから離されていたラシッドはというと、そんなみんなの楽しそうな声に絶えられるはずがなく、「母ちゃーん!ぼくも赤ちゃん見たいよー!」と大騒ぎ!
ついに、ラシッドの必死の叫びが神様に届いたのか、隣の部屋に移動させてもらいました。
しかも、ふすまを少しあけてもらい、その間からみんなのことが見れて大満足のラシッド君。
みんなが「ラシッド笑ってるー!」
とびっくりしていましたが、「嬉しいー!かわいいねー!」
という、ラシッドの幸せオーラが部屋中に充満し、みんなの心は超ほっこりでした。

そして、なんとなんと!ビッグサプライズという奇跡が起こったのです。
これはどう考えても、みんなの愛が引き寄せたとしか思えないのですが、まさかの「ほっこりピザの神様」が舞い降りたのです!
す、すごい!こんなことってあるのかな?
まさかの森さんが、出張でピザを焼きにきてくれたのです。
「わーいわーい!嬉しいー!!やっぱり愛の力はすごい!」
と、この臨時のほっこりパーティーに感動で胸がいっぱいでした。
愛は愛を引き寄せる!なんて素晴らしいのー!

こうして一人で浮かれまくっている間、三村さんは、7頭のベイビーの世話で大忙し。
こうやって繁殖ボランティアさんのもとで産まれ、2ヶ月になるまで、未来の盲導犬だからと、まるで宝物のように大事に育ててもらう。
2ヶ月間はほぼつきっきりだということなど、今まで知らなかった世界を知り、盲導犬が育つには、私の想像以上の愛の力のおかげだったんだなぁということが身にしみてよくわかりました。
私もみんなからいただいた愛をもっと大きな愛に変えられるようにがんばろう!
それと同時に、私の中の愛と感謝が一段と大きなものになりました(^O^)

《愛だけが 愛を引き寄せ 愛になる》

2017-10-27 13:20:02

ほっこり訓練日記62



こんにちは、松山真由美です。
先日、久しぶりにショッキングなことがありました。
夏の間、暑い日にムリして帰り、何度か軽い熱中症みたいになったので、
今年はあまり歩いて家まで帰れていませんでした。
でもラシッドが運動不足になるといけないため、50分は長すぎるので、
途中まで行って帰るというお散歩コースにしていました。
その日はなぜか、散歩犬がものすごく多く、お散歩気分のラシッド君には誘惑がいっぱい!
去年びっくりするぐらい迷子になった魔の交差点に近づいてきた時、
そこにもわんちゃんがいたのか、そろりそろりとラシッドが寄っていく気がして
「ノー!ネバーマイン」
と、なんとかクリアーできました。
「はー、良かったー!無事に交差点を渡りきったー!」
と、ほっと一安心したのもつかの間。
なぜか急に「母ちゃん、ここ危険!」と、ラシッドが固まって動かなくなったのです。
「どうしたの?なんで動かないの?そうか、いつもの車輪止めのポール?」
と、手を伸ばしてポールを確認しました。
可笑しい!何もない。
じゃあ何で?と右足を一歩だしてビックリ!
そこには地面がなく、バランスを崩しそのままグラリと右に倒れていきました。
「母ちゃーん!危なーい!!」というラシッドの叫び声。
しかしながら、一体何が起こったのかわからない私は、
「うぅわぁー!崖に落ちたー!」と思ったのです。
すると、気付いたら何かにズボっとはまりました。
あまりの恐ろしさにしばらく放心状態だったのですが、
「きゃー!!大丈夫ー!!」
という通行人の人達の叫び声で我に返り、やっと自分は溝にはまっているのだと気付きました。
「か、母ちゃん!だ、だからあんなに危険って言ったのにー!!」
と、焦るラシッド。
しかし、右半身が変な格好ではまっているため起き上がれず、みんなに助けてもらいました。
「大丈夫?立てるー?ぐねったから痛いでしょー!」
と、ものすごく心配そうに聞いてくれたお姉さんに、
「本当にありがとうございました。私は大丈夫です。
いやー、それにしても良かった!ただの溝でー!」
と、本気で崖に落ちたと思い込んでいた私は、周りの心配をよそに嬉しそうに答えてしまいました。
この人あんな目にあったのに、何をポジティブなことを言ってるの??と思ったはずですが、
「そ、そうね。確かに、ドブでなくて良かったわ!ドブならもっと大変だったわ!」
と言ってくれました。
その場にいた中学生の女の子たちもみんな心配してくれ声をかけてくれました。
みんなにビックリさせてしまい、本当に申し訳ないなぁと思いながらも、
人の優しさに触れ、嬉しくて胸がいっぱいになりました。
でもこれで、盲導犬がいても、判断するのは人間の方なので完璧ではないんだと実感してくれただろうなぁ。
その出来事を昨日お客さんに話していたら、
「これからはラシッドが動かなくなったら何かがあるので、
無理せず誰かに何で止まっているのか聞くといいよー。
何があるのかわからないのに動いたら絶対に危ないからね!」
と言われました。
確かにそうだなぁ、こんなことでみんなに迷惑をかけるなら、
ちょっとでも困ったらムリしないで誰かに聞こう。
きっと、ラシッドの代わりに「ここ溝だよ!」と教えてくれるはず。
なので、これからは一人で何とかしようと思わず、もっともっとみんなに頼り、
甘え、素直に生きていこうと思いました(^O^)

《人間は 独りじゃないな ありがたい》
2017-09-29 19:19:01

ほっこり訓練日記61



こんにちは、松山真由美です。
先月家族で行った、沖縄の読谷村で起こったミラクルなお話の続きです。
ある朝、フロントでお兄さんたちと話をしていたら、
すごいことが起こりました。
この「むら咲きむら」のフロントの佐久間というお兄さんとは、
去年宿泊した時にいろいろ話をするうちに仲良くなりました。
今年は、ご飯はすべて、佐久間さんのお勧めのお店にいくことにしたのです。
すると、佐久間さんはわざわざお店に予約の電話までしてくれ、
「盲導犬も一緒に行くからね~、おとなしいから大丈夫だよ。
うちの小学一年の次男よりも、よーっぽどかしこいからね~!」
と、ラシッドの「できる子アピール」までしてくれたのです。
しかし、快く迎えてくれるお店がほとんどなのですが、
まだ一度も盲導犬を見たことがないため、犬は外にというお店もありました。

「絶対に迷惑をかけることはないし、テーブルの下で
おとなしく寝ているだけなので大丈夫だよ!」
と、何度も頼んでくれたのですが、それでも受け入れてくれないので、
賢いラシッドを知っているだけに、まさかの入店拒否を目の当たりにし
ショックをうけている様子でした。
なんでこんなことになるの?と、私は悲しくて涙がでそうになりました。
「私たちのためにがんばってくれただけなのに、佐久間さんにまで
悲しい思いをさせてごめんなさい」と、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
そう思っていたら突然、飲食部の支配人に
「ぜひ写真を撮らせてほしい」と声をかけられたのです。
後で聞いた話ですが、新しくパンフレットを作り直すため、
カメラマンと歩いていると、偶然フロントにいる私たちに出くわし、
直感で声をかけたそうなのです。
こんなことってあるのかなぁ?
いや違う、偶然なんてこの世にはないので、きっとこれは神の思し召し。
そして、そのパンフレットが出来上がり、早速お店に送ってきてくれました。
すぐに支配人の瓜生さんにお礼の電話をし、
「すごい!ここのホテルは、盲導犬が来るんだとみんなに知ってもらえますね。
これで盲導犬の入店拒否が減ってくれたら嬉しいです。」
と、まだまだ入店拒否は多いという話をしました。
すると瓜生さんは優しい声で、
「どこにでも盲導犬がいてることが、ごく普通で自然な世界になるべきですよ。
大丈夫、きっとそうなりますよ!」と言ってくれたのです。
すごいー!嬉しいー!感動ー!
こうやって障害者への理解のある人が、自然に盲導犬の存在を
世の中に広めてもらえたら、それは本当に素晴らしいことだなぁと思います。
早く、この人たちのような心の広い人がいっぱいの
世界になりますように!
と、いつも心から願っています(^O^)


《温かい みんなでつくる 愛の国》
2017-09-23 18:25:01

ほっこり訓練日記60



こんにちは、松山真由美です。
先日、カプちゃんというパピーが、お店に遊びにきてくれたのですが、
あの興奮からまだ冷めていないというのに、その一週間後、今度はラシッドのパピーウォーカーの池田さんファミリーが、
ほっこり美容村に遊びにきてくれました。
池田さんから
「今うちに2ヶ月のパピーがきてるから、小さいうちに真由美さんに触れさせてあげたいので、今週お店に連れて行くねー!」という連絡がありました。
すごーい!まさかこんな毎週いいことがあるなんて!嬉しいー!
そうして迎えた当日。
池田さん夫婦と、もう10ヶ月になったエナちゃん。
そして、新しく池田ファミリーに加わった黒ラブの男の子オラちゃん。
「キャー!オラちゃん小さい!かわいいー!」
と、大興奮していたら、「あれ?もう一人だれかいてる?」
すると、たまたま3日間だけ預かっているという、4月にデモケンジャーを引退した、11歳になるジップがいたのです。
デモ犬ジャーというのは、デモや体験歩行などで活躍する、5頭のヒーロー。
普段はボランティアさんのお宅で可愛がられているのですが、何かイベントがあると出動してくるかっこいいわんこ達なのです。

パピーちゃんに引退犬に盲導犬。
ラシッド君がいったいどうなってしまうのやら??
パピーウォーカーさんに会えただけでも嬉しいのに、まさかこんなにいっぱいで来てくれるなんて!
思いもしない幸せに、ラシッド君の喜びは最上級に達してしまいましたー!
そして、なぜなのか、ラシッドは終始嬉しそうに2ヶ月のオラちゃんと、一番仲良く遊んでいるのです。
ま、まさか!2ヶ月のパピーと3歳の盲導犬の精神レベルが同じなわけないよね?
と、独り焦っていたら、思いもしないミラクルなことが!
なんと、ラシッドとオラちゃんのお母さんは一緒だったのです。
すごーい!そうか、そうか!
だからこんなにも気が合うんだねぇ!

そんなこんなで、みんながワイワイ大賑わいしているなか、大人のジップはというと、ラシッドのぬいぐるみをくわえて独り占めし楽しんでいるのです。
「かわいいー!何歳になっても子供の心は忘れていないのねー!」
と、素直すぎるみんなに私はめちゃくちゃ癒されてしまいました。
こうして二週にわたり、ほっこり美容村で繰り広げられた、なかなか他にはない、愛のほっこりあんファミリー物語でした(^O^)

《人と犬 僕らはみんな お友達
2017-09-09 18:56:02

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