こんにちは、松山真由美です。
先日、御池台小学校で、4年生の担任をされているお客さんに頼まれて、ラシッド君と行ってきました。
今回は4年生全体だったので体育館での授業でした。
暑い中でしたが、みんな一生懸命に話を聞いてくれたので本当に良かったです。小学校に行くと、毎回楽しみなのが、最後の質問タイム!
素直な子供からでてくる質問はいつもかわいすぎてほっこりします。
ただ、今回は、「ごはんはどうやって作るのですか?」や、
「本はどうやって読むのですか?」
など、私についての質問が多かったのにはびっくりでした。
でも、どんなことにでも興味を持ってもらえたのは良かったと思います。
もちろんラシッド君は最後のデモも完璧!
本当に賢くて素晴らしかったです。
そして、去年の秋、小学校を訪れた後の、感動のエピソードを2つ紹介します。
一つは、つい最近新規のお客さんと話していた時のことです。「子供は中1と小4なんです」
「え!じゃあ、去年の秋、学校に盲導犬が来たって言ってなかったですか?」
と、私とラシッドが去年の秋にその子供さんが通う小学校を訪問した話をしました。
すると大変驚かれ、
「はい。あの日の話は全部聞かせてくれましたよ。あの後、困っている人がいないか自ら探すようになったんです。そして、点字に興味がでたのか調べていたけど難しいからあきらめて、今は手話の勉強してるんです!あの日のことがなかったらそんな風に、人の役にたちたい!なんて思うことなかったと思います。」と話しながら感謝してくれました。
「すごーい!ラシッド!あの日の私達が役にたっていたよ!行ってよかったね!嬉しすぎるね!」
二つ目は、先月もその小学校に行ってきたのですが、そこでも感動することがありました。
その赤坂台小学校の校長先生から、「去年お話をしにきていただいた後、保護者から手紙をいただいたんです」と言われました。
そのお母さんと子供さんがダイエーの前で待ち合わせしているときに、人に「ダイエーはどこですか?」と尋ねられたそうなのです。
そのときお母さんはスマホで連絡をとるのに画面に夢中だったため、すぐそこなのに何言ってるんだろう?と思いながら、「すぐ目の前ですよ」と顔も上げずに言ったそうなのです。
そうしたら、「お母さん、違うよ!この人は白杖を持っているから目が不自由なんだよ!ちゃんと教えてあげないとだめだよ!」
と、教えられたそうなのです。
ハッとしたお母さんはすぐにその方を手引きして案内されたそうなのですが、
「赤小では子供たちに、そんなことまで教えてくれているんですか!」と感謝感激の手紙が校長先生に届いたそうなのです。
嬉しいなぁ!私達が小学校で話したことが、大人にもちゃんと伝わっている!
さすが「素直の花が咲いている子供」だなぁと感動がいっぱい胸がいっぱいでした(^O^)
《素直とは 聞いて感じる 心かな》