RSS

ほっこり訓練日記22



こんにちは、松山真由美です。

今日は、私と犬の育ての親、ほっこりあん先生(青木さん)のお話です。

ラシ君が立派な盲導犬になるように、そしてその後、共同訓練で私たちが二人だけで歩けるように一生懸命指導してくれた、私たちにとっては、優しいお父さんみたいな人。

その、ほっこりあん先生が、ライトハウスの広報誌で書かれた文章「目指せ!褒め上手」
私は、「久しぶりにいい文章に出会えた」と、素直に感動して、何度も読みました。
私だけが感動しているのはもったいない!と思い、ほっこりあん先生にお願いして、訓練日記に載せさせてもらいました。「ぼくの誉め上手と、この文章は、松山さんの影響大ですよ!」といわれましたが、この文章を読んでいただければ、私が「ほっこりあん先生」と名付けた理由がわかってもらえるかなぁ?と思います(^O^)
読んで皆様もほっこりしてくださいね★


目指せ「褒め上手」
昨年の秋頃から社会人バレーを始めました。友人に誘われて何となく参加したの
ですが、体を動かすことの「爽快感」これを久々に感じています。ただ毎週参加
することができず、まだ数回しか行けていない現状です。そのためせっかく教わ
ったことも次の練習のときには体は忘れてしまっています。それでもメンバーの
人達は親切に教えてくれるのです。左利きのぼくのために、鏡模写をしながら
手足の動きを一緒に考えてくれるのです。
初めて練習に行った時、体はもうクタクタ。日頃訓練で歩いているので体力には
自信があったのですが、すぐに息が切れて翌日には筋肉痛という有様です。普段
使わない筋肉をフル活用!いまでは無駄な力も抜けてなんとか動けるようになり
ました。
そんなこんなでチームに溶け込みつつあるのですが、初心者のぼくが楽しく練
習できているのは、なんといってもチームの雰囲気のおかげです。ピリピリする
こともなく、何より自分たちが楽しんでいるといった雰囲気なのです。また教え
方も優しく、よく褒めてくれるのです。そうした気持ちが乗り移って僕の動きも
サマになってくるのでしょうか。(たまに調子に乗って注意もされますが。)そ
の時、ふと脳裏に浮かんできたのは、訓練犬たちの顔。そう、これは犬の訓練で
普段心掛けていることなのです。「そうか、犬たちも楽しく教えてもらうことで
成長するんだ」と実感しました。
ぼくは人も犬も同じなんだなぁと思います。よく耳にする言葉で「褒めて伸び
るタイプ」とありますが、「みんなだよ!」と突っ込みたくなります。誰しも褒
められることは嬉しいもの。そうみんな褒めて伸びるのです。「教わる側」に立
ち返ることで大切なことを再確認できました。
そして僕はいま、利用者さんに盲導犬との生活・歩行を「伝える」という歩行指
導員の駆け出し中です。利用者さんに知識や技術を伝えることで試行錯誤の日々。
上手くいかないときはドンヨリな空気が漂うこともあります。そんなときこそ
「楽しい雰囲気作り」これを心掛けようと思います。笑顔になれば頭も体も力が
抜け、自然と良い結果がついてきます。盲導犬との生活を楽しんでもらえるよう
に、褒め上手な指導員を目指します。

2016-05-20 09:41:01

ほっこり訓練日記21



こんにちは、松山真由美です。
先週、日本ライトハウスの「クリーンキャンペーン」に参加してきました。
「クリーンキャンペーン」とは、ライトハウスの職員さんと盲導犬とユーザーさん、ボランティアさんで、御堂筋のゴミを掃除して「街をキレイに!そして、心もキレイに!」という素晴らしい一大イベントの事です。
訓練所を卒業する前にそのイベントの話を聞いた時、直感で「あ!これ絶対にいきたい!」と思いました。
「難波の駅まで来れる人は大集合!!難波の駅で待っていますからね!」
と言われていたのですが、犬と二人だけで難波に行くなんて、私たちにはまだまだ夢の世界!
なぜなら、思っていた以上に職場と家の往復がうまくいかず、なかなか駅に行くという課題に取りかかれないのです。
日にちは近づいてくるけど大丈夫かなぁ?と焦っていると、本番の2週間くらい前に、ほっこりあん先生が訓練にやって来てくれました。
「大丈夫、駅までは簡単なので余裕ですよ!」
と、笑顔で言われたのですが、私にはそんな甘くない!と分かっているのです。
店から家まで帰るのに、迷子にならず誰にも頼らず帰れるようになるまで半年もかかった私たちが、一回の練習でうまくいくわけがないのです。(しかも家から職場までの行きのコースは未だに苦戦中)
その次の週、訓練仲間に無理言って、駅に行くコースの練習につきあってもらいました。
訓練仲間を「一緒にクリーンキャンペーンに参加しよう!」と誘ったのは私なので、何が何でもいけるようにならなければ!
そんな気持ちが訓練仲間に伝わったのか、必死で私に猛特訓してくれました。
視野がほとんど欠けてしまい、本人もかなり見えずらく大変だというのに、一生懸命私に指導してくれたのです。
何とかうまくいっても心配だったのか、何度も何度も「もう一回やっとこう!」と、ほっこりあん先生よりよっぽどスパルタでした。

でも、そのおかげで、、昔テレビで見た「初めてのおつかい」みたいに、かなり怪しい二人組でしたが、何とか難波の駅まで行くことができたのです。
「すごーい!本当に犬と私だけで難波に行けたんだ!」と思えば、不可能が可能になった奇跡に、感動で胸がいっぱいになりました。
難波の駅についたら、そこにはさらにもっと大きな奇跡が!
目が見えなくなってから、ずっと長い間、私にいろんな日常生活を指導してくれ、どんなに落ち込んでも前を向かせてくれた、ライトハウス養成部の「ほめ上手の神様、堀内先生」が、私のことを抱きしめてくれたのです。
堀内先生に会えたのは3年ぶり、嬉しすぎてなかなか言葉がでませんでした。必死でがんばったけどできなかった白杖での歩行訓練。それならばと盲導犬はどうかと、二人で訓練所を訪ね、私のために所長さんに一生懸命お願いしてくれた事。
あれから10年、本当にいろんなことがあり、こんなに遅くなりましたが、「先生!ラシッドです!」と、私の横で嬉しそうにしている犬を、紹介する事が精一杯でした。
「そうか!だから何が何でも今日は来たかったんだ!!こんなご褒美が待っていたんだ!」
そして、そこには訓練所を卒業して以来久しぶりに会えた職員のみなさん、初めてお会いしたユーザさんにボランティアさん。
ここにはたくさんの仲間がいてると思えば、一人じゃないんだなぁ!という何ともいえない安心感に包まれました。
そんな心温かいほっこりあんたちで「街をキレイにするぞー!オー!!」と、今までに味わったことのない、一致団結感に思いっきり感動してしまいました。
実は、この日がくるまでの間「行けたら行くね。」と言っていた私の自信のなさがバレていたからか「無理しなくていいよ、来年がんばればいいよ!」と、いろんな人に言われていたのです。
でもあの時あきらめていたら、今日という幸せな1日には出会えなかったので、こんな私だけどやればできる!勇気を出してこのイベントに参加して本当によかった!
と私の心の中までキレイになった、奇跡のクリーンキャンペーンでした(^^)

2016-05-12 20:03:01

ほっこり訓練日記20



こんにちは、松山真由美です。
先月、沖縄に研修旅行に行く直前、ちょっといい話がありました。
恩納村にある結構有名な三線ライブのお店に予約を入れた時のことです。
「ご予約は何名様?大人ですか?子供さんはいますか?」
「はい、大人5人と盲導犬です。」
すると「盲導犬ですか!それなら、個室の方で予約をお取りしましょうね」
と、店長らしきおにいさんに言われました
「え!なんで?三線ライブはみんなと一緒だからいいのでは?」という私に
「もっと早くに電話を下さっていればよかったのですが。盲導犬はお店としては全く問題ないのですよ。ただその日は、小さい子供連れのお客様の予約がたくさんはいってまして。連絡を取って、犬がだめな人がいないかを確認するのには、ちょっと今からでは時間がなさ過ぎます。個室ならゆっくりできるし、演者に言って個室で5曲ほど特別にライブをしてもらいましょう!」
といわれたのですが、みんなで「イーヤーサッサー!を言ったり、カチャーシーを踊ったりが三線ライブの醍醐味なはず。
少し考えますと電話を切りました。
みんなにそのことを伝えると、
「えーすごーい!いいじゃないですか!私たちのために歌ってくれるんでしょう!」
とあっさりオッケー。
その事を伝えるためにお店に電話をかけると、
「あぁ、先ほどの!よく電話をくれました。私あの後すごく胸が痛かったんです。ものすごく嬉しい、電話がなければどうしようかと思っていました。あぁ、嬉しくて私もう涙がでそうです!」
と大喜びされました。
以前に盲導犬が来たとき、子供たちが怖がってしまったらしく、このキャンさんという男性は、楽しみにしている子供のことも考えるし、私たちのことも考えてくれているということがすごく伝わってくるのです。
「会えるのを本当に楽しみにしています!」と何度も言ってくれて、すっかり仲良しになり、わたしもキャンさんに会うのが楽しみになっていました。
しかし、その一時間後「キャンです。松山さんはみんなと同じ会場の方がいいって言っていたから。やはり気になって私あの後、すぐに全員に連絡をしました。みなさんに盲導犬のことを説明し、理解してもらえ確認をとりました。全ての子供さんが、盲導犬なら大丈夫だと言ってくれました!」と涙ながらに電話がかかってきたのです。
キャンさん、すごく忙しいのに、みんなのためにありがとう!と私も嬉しくて涙が出そうになりました。
後で聞いた話ですが、以前に盲導犬が十数頭も来たことがあるらしく、子供が怖がって大変だったとか。
しかし、ライブが始まっても机の下で静かに寝ているのをみて、改めて盲導犬は賢いから大丈夫!と、多くの人に安心してもらえたかなぁ?と思えば、本当に今回行ってよかったと思いました。
そして私とキャンさんは、「ありがとう、会えて本当に良かった!」と、熱い熱い握手を交わしたのでした(^^)

2016-05-05 19:21:02

ほっこり訓練日記19



こんにちは、松山真由美です。
先週、お店のスタッフ(人間5人と犬)で、沖縄へ研修旅行にいってきました。
「飛行機の訓練はしてないですからね!」とほっこりあん先生に言われていたので、まさに初飛行機。
想像していたよりも大人しく、足元でぐーぐー寝ていました。
着陸の時はちょっと怖がるかなぁ?と思ったけれど、さすが盲導犬!全く動じることなく余裕たっぷりといった感じで、周りの人間の子供ちゃんより、ずっと賢くて感動しました。
空港は人が多く、大注目されたのですが、
「とにかくコツは、リードを短く持つことよ!」と大ベテランさんからアドバイスを受けていたおかげでなんとか無事に沖縄にたどり着きました。
初日は三線ライブのお店にいったのですが、近くまでいって聞いていた時の事です。
舞台のお姉さんをずーっと見ているのです。
あまりにもじーっとガン見しているのでみんなに笑われていたのですが、まさか!「家で母ちゃんがひいている三線とは何かが違うよなぁ!」とでも思って見ていたのかしら?と一人で焦る私。
そして、子供の頃、パピーウォーカーさんに、海に連れていってもらったことがあるかはわからないですが、きっと沖縄の海は初めてなはず。
だからぜひ泳がせてあげたかったのですが、「絶対に海には入れない方がいいですよ、後が大変ですよ!」と先生に言われていたので足をつけただけ。
それでも砂浜を歩いたりと、美しすぎる世界に日常を忘れ犬の方もうっとり「わーい!いつもと違うー!」と、とても楽しそうでした。
その後、いつも行く居酒屋に連れて行った時、座敷に上がるため足を拭こうと思えば「いいよ!そんなの拭かなくていいよー!かわいいねー!よく来たね!」と、大歓迎されて犬も私も大喜び。
そこのお店で、私の今の仕事の師匠と食事会だったのですが、私が久しぶりに師匠に会えて喜んでいることが犬にも伝わったのか、会った瞬間から最後までべったり!まるでギューッと抱きついているみたいでした。

師匠にパワーを入れてもらったのもありますが、今回の旅で、多くのほっこりあんに出会い、私たちなりにですが成長したように思います。
なぜかというと、私は、大阪では何度も入店拒否をされたので、どうしても初めてのお店に入るのは躊躇してしまいます。
行きの関空で、空港はさすがに大丈夫だろうと安心していたら、「そこはみんなが通る通路側なので、犬が嫌な人もいるから、奥に移ってくれない?!」と、フードコートのおばさんが言いにきました。
「え?なんで?こんなに賢く机の下で寝ているのに!こんなの入店拒否と同じだよ!」と、悲しくて涙がでそうになりました。
なのに、沖縄ではどこへ行ってもウエルカム!!みんなが温かく迎えてくれるのです。
「これこれ!これだよねー!」
と、どこへでも入れるという安心感がすごいのです。
沖縄にはほぼ盲導犬はいないので、みんな初めてみたと言いながら、声も言葉も全てが優しく温かいのです。
みんなが沖縄の人みたいに温かい心を持ってくれたら、世の中はもっと良くなるのになぁ!
今回、沖縄に盲導犬といったからこそ知ってしまったのですが、私は大阪でもこんな風にどこのお店もウエルカム!になってくれたら嬉しいのになぁ!と心の底から思いました。

2016-04-29 00:21:01

ほっこり訓練日記18



ほっこり訓練日記18
こんにちは、松山真由美です。
先月で、私のパートナーの盲導犬が2歳になりました。
出会ったときは、まだ1歳半だったのに、あっという間に半年が経ちました。
この半年間、本当にいろんなことがありましたが、失敗は成功の元!とはよく言ったもので、失敗するたびに成長できているのか、2人の絆はどんどん深まる気がします。
身も心も一つになってきたというか、日に日にかわいくなっていくのです。
ハーネスを外して、家やお店の中で自由になると、私の後をトコトコついて回るのです。
わざと廊下を小走りで走ると、同じようにトコトコ小走りでついてくるのです。
トイレにも入ってくるし、本物の金魚のふんみたいでかわいすぎるのです。
初めて会った時は「すごーい!大きいなぁ!」と思ったけれど、今は小さく感じるのはなぜでしょうか?
写真は、スタッフのみんなから、バースデープレゼントに、大好きなボーンをもらった時のものです。
いつもなら、みんなに「ねぇお願い、これもってー。」と、ボーンをもってもらおうとするのですが、この時ばかりは、あまりの嬉しさにいつもの「喜びの舞」も一切出ず、ボーンを奪ってベッドに戻ってしまいました。
その後も、私がどれだけ名前を呼んでも完全に無視。
本当に嬉しそうなその姿を見て、みんなの方がほっこり!そして、優しいみんなにニフェーデービル!
その後日、さらにほっこりする出来事がありました。
犬と私の育ての親である、ほっこりあん先生。
そのほっこりあん先生が、ご両親にほっこり美容村のエステをプレゼントしてくれたのです。
「こんなに優しいほっこりあん先生のご両親は一体どんな方なのかしら?」
お会いできるのをとても楽しみにしていたのですが、やはり想像以上、かなりのほっこりあんご夫婦でした。
先生の記念すべき一期生は、こんなに失敗だらけだというのに、堂々とご両親に紹介してくれたこと、そのことが私は何よりも嬉しかったです。
写真のコースターは、ほっこりあん先生のお母さんが作ってくれたもので、かわいすぎるので、お店で使わさせていただいています。
「ありがとう、ありがとう、ありがとう!胸から溢れて、ニフェーデービル!!」
ニフェーデービルとは、沖縄でありがとうのこと。
言えば言うほどお互いの幸せが増えるという、私の大好きなありがとうの魔法。
盲導犬が来てくれたことで、見えていたら絶対に出会えない感動的なありがとうの魔法に、いっぱい出会えました。

全てのほっこりあんに、ありがとうニフェーデービル(^^)

2016-04-14 21:55:01

前へ 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 次へ
facebook
友だち追加数

店舗情報

営業時間
9:00~18:00
定休日
毎週月曜日
TEL
072-299-9991
住所

大阪府堺市南区
野々井260-1(地図)
クレジットカード
ご利用いただけます。
QRコード
スマートフォン
携帯用QRコード