こんにちは、松山真由美です。
今日は3歳になったラシッド君をお祝いして
「それいけラシッド123」の第2段です!
前回の「それいけラシッド」から一年。
ラシッド君はものすごく成長しました。
なので、今回はラシッドの成長ぶりをお伝えしたいと思います。
まずは、どんどん頼りになる話。
ラシ君は、朝と夕方、お客様がいないときはフリーになり楽しんでいます。
でも、私が店内を歩くとき、ラシ君は今はハーネスをつけていないので、スタッフの誰かに手引きをしてもらい歩いていると
「その手離して!母ちゃんはぼくが連れて行くから!」
と、手を離させようとしてきます。
他にも、私が家で父ちゃんと大声で話していると、言い合いをしていると思うのか
「どうしよう、母ちゃんがいじめられている!どうしようー!」
と二人の間を行ったり来たり。
それが、ライオンのタテガミをつけた日から急に強くなって、ラシキングに変身したのです!
「母ちゃんにそんなこと言うなー!」
と、走ってきて父ちゃんに両手でドーン!と私のことを守ってくれるようになったのです。
それからというもの、父ちゃんがちょっとでも大きい声を出したら、どこからかトコトコと走ってきてドーン!!
2つめは、喋る話。
ラシ君は、スタッフのみかちゃんの口を使って毎日喋りまくっています。
床に寝ているのでわからなくて私が踏みそうになると「母ちゃん、ぼくの足踏まんといて!」や、
「今日ブラッシングしてもらってないから体かゆいわー」など
まるでラシッドから聞こえてくるかのようなのです。
私が何か気に入らないことをすると、
「母ちゃんやめて!腹立つわー!」や、
「そんなんいいから、母ちゃんごはん!」など、
意思表示はもちろんですが、会話も普通にできるのです。
私が「水飲む?」と聞くと「うん、飲む。あー美味しいわー!」などは普通のこと。
「母ちゃん、まだ?」
「ごめん、もうちょっとだけ待ってね!」
「えー、わかった。じゃあ待ってるわ。」
など、とにかくいつもラシッドの心の声をみかちゃんは喋らされているのです。
それと、かなり面白いのですが、私とラシ君がぬいぐるみを投げて遊んでいたときのこと。
すぐにくわえて持ってくるので、いつも上手にキャッチしていると思っていました。
たまたま見ていたみかちゃんが、
「あっ、失敗!あっ、また失敗!」
と、実は全然成功していなかったことが明らかになったのです。バラされたラシッドは、
「やめろやー!言うなやー!」と、みかちゃんに必死で怒っているのです。
最後は、嬉しいお誕生日の話。
去年もバースデープレゼントに大好きなボーンをもらいました。
そして、今年もやってきたバースデー当日。
ラシッドにバレないように訓練所にボーンを注文。
まさか!もらえると思っていなかったラシ君は、
新しいボーンとハッピーバースデーの歌に、
嬉しすぎて涙が出そうになったのか?
みかちゃんの手からボーンを奪って猛ダッシュでベッドに帰ってしまいました。
「この光景、去年と全く同じだよねー!」
と、見ているみんながほっこりでした。
そして、私が感動したもう一つの話。
「みんなでボーンのお金を千円ずつ出したら結構余るから、残りは募金箱に入れよう!」
と盲導犬の募金箱に入れてくれました。
すごいなぁ、ラシッドが成長したのと同じように、みんなの心も成長したんだなぁ!
と、私が一番幸せな気持ちに包まれた、ハッピーなハッピーなバースデーでした(^O^)
《ほっこりあん だんじゅかりゆし 温かい》
※だんじゅかりゆしとは、沖縄で「なるほど、めでたい!」