こんにちは、松山真由美です。
今日は、前回の日記の続きです。
ボランティアデーが無事に終わりほっとしていたら
嬉しい手紙がお店に届きました。
「島尾さんからです。」と渡された封筒の中には
便箋とボランティアデーの時の写真が入っていました。
あの日の私のスピーチを聞いてほっこりし、手紙を書かずには
いられなかったという、この島尾さんとの出会いは半年前。
ある日突然、「ラシッドに会いたい!」と、お店に電話がありました。
この島尾さんは、ライトハウスのパピーウォーカーをされており、
つい最近、一年間のお預かり期間が終了し、お別れをしたばかり。
それを聞いただけでも私は胸が苦しくなりました。
今回初めてパピーウォーカーをされた島尾さんは、
「寂しくて寂しくてどうしようもない。盲導犬のラシッドのことを見たら
気持ちが落ち着くかもと思って。」と、
涙と共にオワフと別れた辛さを語ってくれました。
私はずっとパピーウォーカーってすごいなぁ!
うらやましいなぁ!と思う気持ち半分、
別れは辛すぎるだろうなぁ!という気持ち半分。
しかし、ラシッドのパピーウォーカーさんにお会いしてから、
私の中で全てが変わったのです。
「そうだ、私はパピーウォーカーの素晴らしさを知っている。
こんな悲しい思いを残してパピーウォーカーをやめないでほしい。」と思い、
そのことを必死で伝えました。
パピーウォーカーの素晴らしさをもっと味わってもらうには、
せめてもう一度だけでも、次のパピーを受け入れてもらうしかないと思ったのです。
しかし、それからも何度かお客さんとしてラシッドに会いに来てくれたのですが、
オアフのことが忘れられないご様子。
それが、手紙の中に、
「悲しみの中、ほっこり美容村に行って真由美さんに出会い、世界が広がってきました。
やっと来月、子犬を受け入れることにしました。
私達にできることは、子犬とたくさん歩いて、大人から子供まで、
盲導犬の理解を広めることです。これは運命だと思っている。」
などの内容がぎっしり書かれていました。
すごい!半年という時間はかかったけれど、ついに乗り越えられたんだ!
もう嬉しくて嬉しくて。
私はこんなに自分の気持ちと真っ直ぐに向き合っている島尾さんに
初めてお会いしたときから、「この方は必ず素晴らしいパピーウォーカーになられるだろうなぁ!」
と思ったので、今回のことは本当に嬉しくて涙が出ました。
これからもかわいいパピーに癒されながら、将来の盲導犬に
愛をたくさん分け与えてあげてくださいね(^O^)
《続いてく あなたの愛は 永遠に》