こんにちは、松山真由美です。
先日、ほっこり美容村のエステに、ほっこりあん先生が、リンパマッサージを受けに来てくれました。
いつもほっこりしているのですが、疲れてカチカチになった奥深くのリンパを流して天使の羽を出すと、益々ほっこりしてしまいました。
身も心もゆるゆるに緩んだ先生は、
「ラシオの毛、すごくキレイ、サラサラですねー!手入れがいいからですよー!」
と、いつも以上に、優しそうな声。
さらに「ラシオはかわいいなぁ!何だか顔変わった?前よりかわいくなった気がするなぁ!」
と、とても上機嫌で楽しそう!
そして、ほっこりしすぎた先生は、誉め上手に磨きがかかり、最後には
「飼い主に似てきたのかなぁ!?」と、冗談まで言って帰りました。
でもこれは、絶対に毎日のリンパマッサージのおかげなのです。
ラシ君に初めて会った頃、よく大きな目やにが出ていました。
下痢もしていたし、ストレスかなぁと、ちょっと気になり訓練の合間にこっそり、小顔マッサージをしてみたのです。
すると、ピタッと出なくなりほっとしていたら、みんなに
「体の匂いが気になる。」と言われました。
「がーん!臭いっていわれたー!」
と二人で落ち込みましたが、
「犬も人間も細胞が生まれ変わりながら生きている。姿形は違うけれど、体内の原理は同じ!しかも犬の方が、ターンオーバーが早いので、毒素がたまりやすいはず!そうだ、私はその道のプロ!」
それから人間と同じように、全身のリンパマッサージをすることが日課になりました。
私は、人間のリンパを流すことの重要性を誰よりもわかっているので、リンパの流し方をみんなに伝えてきましたが、今日は犬のリンパの流し方を伝授したいと思います。
1、まずは、手の平に愛を込めて、体中の皮膚を動かすように、全身を優しくなでます。
2、肩(首の付け根)、顎の付け根(耳の下)、首全体、わきの下を指のはらで優しくほぐす。
3、耳の付け根をガシッともって、グニャグニャになるようにもみほぐす。
4、顔を優しくなでてほぐす。
目の周り、口周り、顎の下をほぐしてから、首を通って肩までなで下ろす。
5、各足の付け根をよくほぐす。(腕の付け根は脇。足の付け根は鼠径部)
6、肉球を中心に、手足をグニャグニャにもみほぐしてから、足全体を付け根に向けてさすりあげる。
7、仙骨周り(しっぽの付け根)をほぐす。
8、今までほぐした以外(胴体)を、手を密着させて、皮膚を骨や筋肉からはがすように動かしながらほぐす。
お腹はのの字に優しく。
9、背中は、おしりの方から、皮をムニッムニっと骨からはがすようにつまみながら、肩までムニムニしながら進んでいく。
(リンパがはがれると、皮膚がふわっと柔らかくなります)
10、最後にもう一度、全身を皮膚がへばりついているところがないか確認しながら、肩(首の付け根)に向けて優しくなでてあげて終わりです。
体内の老廃物や毒素を外に出すリンパがつまると、毛細血管がつまるので、細胞に酸素と栄養がいかなくなり、酸化(老化)がおこります。
リンパを流すことで、毛細血管が蘇り、細胞が活性化され、全てが潤い輝いてきます!
犬も人間と一緒でストレスや緊張がいっぱい。
ですが、犬は絶対に自分ではほぐせないので、いつまでも元気でいてもらうために、ぜひ変わりに、人間がほぐしてあげましょう!
始めはちょっと痛がるかもしれないですが、優しく優しく手の温もりに、愛を込めて癒やしてあげてください。
すると、身も心もふわぁっと軽くなり、楽になるのがわかるので
「リンパやってー!」
と、おねだりされるようになりますよ!
「命の手、人間だけの、宝物」
私はいつも、犬にも人にも感謝の気持ちを、いっぱいいっぱい込めてマッサージしています(^O^)