こんにちは、松山真由美です。
今日、お店にラシッドのパピーウォーカーの池田ご夫妻が、5ヶ月になったパピーのエナちゃんを連れて、カットに来てくれました。
2ヶ月前のほっこりパーティーの時はまだまだ子犬だなぁと思ったけれど、すっかり将来の盲導犬!という風格が現れていてびっくりでした。
前回の訓練日記47で書いた、パピー時代によく遊んでくれたご夫妻が会いにきてくれた時、あんなに我慢できなかったのに、今回は本物のパピーウォーカーさん。
池田ファミリーがお店に入ってきた時点で、声でわかったラシッド君。
これをラシッドに我慢させるのは無理があるし、ちょっと酷な話だよなぁと思い、始めからハーネスを外して会いにいきました。
池田ご夫妻にはもちろんですが、元気いっぱいのエナちゃんに会えて本当に嬉しそうでした。
来週、森家で第2回ほっこりパーティーが開かれるのですが、次はほっこり仲間と兄弟犬のリオも参加する予定。
それに今回は、ほっこりあん先生も来る予定だったので、前みたいにはならないだろうなぁと安心していたら、急に共同訓練が入り欠席となりました。
そのことを話すと
「このままではラシッドはまた前と同じ結果になる!いやそれ以上かもしれない!」
と思ったのか、池田ママにリードを持って、ラシッド君は連れて行かれたのです。
なんと、いつもは優しさの極みみたいな人が、ラシッドにコンコンと説教しているのです。説教どころか、シッツやステイなどの訓練までしてくれているのです。
「すごいなぁ!さすが育ての親だなぁ!ラシッドのことが心配でしょうがないんだろうなぁ!」
と、思わず感動して胸がじーんときました。
いやいや、違う!そうじゃなーい!感動している場合ではない!
「育ての親に心配かけているのは私の能力の低さのせいなんです。ラー坊は悪くないんですぅ。」
それと、エナちゃんが着ているのは、パピーコートといって、盲導犬になるために訓練中のパピーだというのをわかってもらうためのもの。
これを着ているからといって訓練を受けた盲導犬のようにはどこにでも入れるというわけではないのですが、受け入れてくれるお店が、もっともっと増えてくれたらいいのになぁ!
こうしてラシッドもパピー時代、いろんな経験をするためにいろんな場所に連れて行ってもらっていたんだなぁと思えば、やっぱりパピーウォーカーさんには感動することばかりです(^o^)
《愛がある 育ての親は 温かい》