こんにちは、松山真由美です。
先月、沖縄に研修旅行に行く直前、ちょっといい話がありました。
恩納村にある結構有名な三線ライブのお店に予約を入れた時のことです。
「ご予約は何名様?大人ですか?子供さんはいますか?」
「はい、大人5人と盲導犬です。」
すると「盲導犬ですか!それなら、個室の方で予約をお取りしましょうね」
と、店長らしきおにいさんに言われました
「え!なんで?三線ライブはみんなと一緒だからいいのでは?」という私に
「もっと早くに電話を下さっていればよかったのですが。盲導犬はお店としては全く問題ないのですよ。ただその日は、小さい子供連れのお客様の予約がたくさんはいってまして。連絡を取って、犬がだめな人がいないかを確認するのには、ちょっと今からでは時間がなさ過ぎます。個室ならゆっくりできるし、演者に言って個室で5曲ほど特別にライブをしてもらいましょう!」
といわれたのですが、みんなで「イーヤーサッサー!を言ったり、カチャーシーを踊ったりが三線ライブの醍醐味なはず。
少し考えますと電話を切りました。
みんなにそのことを伝えると、
「えーすごーい!いいじゃないですか!私たちのために歌ってくれるんでしょう!」
とあっさりオッケー。
その事を伝えるためにお店に電話をかけると、
「あぁ、先ほどの!よく電話をくれました。私あの後すごく胸が痛かったんです。ものすごく嬉しい、電話がなければどうしようかと思っていました。あぁ、嬉しくて私もう涙がでそうです!」
と大喜びされました。
以前に盲導犬が来たとき、子供たちが怖がってしまったらしく、このキャンさんという男性は、楽しみにしている子供のことも考えるし、私たちのことも考えてくれているということがすごく伝わってくるのです。
「会えるのを本当に楽しみにしています!」と何度も言ってくれて、すっかり仲良しになり、わたしもキャンさんに会うのが楽しみになっていました。
しかし、その一時間後「キャンです。松山さんはみんなと同じ会場の方がいいって言っていたから。やはり気になって私あの後、すぐに全員に連絡をしました。みなさんに盲導犬のことを説明し、理解してもらえ確認をとりました。全ての子供さんが、盲導犬なら大丈夫だと言ってくれました!」と涙ながらに電話がかかってきたのです。
キャンさん、すごく忙しいのに、みんなのためにありがとう!と私も嬉しくて涙が出そうになりました。
後で聞いた話ですが、以前に盲導犬が十数頭も来たことがあるらしく、子供が怖がって大変だったとか。
しかし、ライブが始まっても机の下で静かに寝ているのをみて、改めて盲導犬は賢いから大丈夫!と、多くの人に安心してもらえたかなぁ?と思えば、本当に今回行ってよかったと思いました。
そして私とキャンさんは、「ありがとう、会えて本当に良かった!」と、熱い熱い握手を交わしたのでした(^^)