こんにちは、松山真由美です。
今日は、先月福祉会館で行われた、ほっこり講座の様子をお伝えしたいと思います。
今回主催してくれた、お客さんのかおるさんは、自立支援センターの職員さん。
「利用者さんたちに、盲導犬のことを教えてあげてほしい。そして、みんなに真由美さんの三線を聞かせてあげてほしい!」と頼まれ、
三線はさておき「こんな私が役に立つのならば!」
と、喜んでお受けすることになりました。
やはり、私が見えないのになぜこんなに元気なのか?
死にかけていたのに、どうやってここまで元気になったのか?
という話ははずせないということになり、私の話と、盲導犬の話の2部構成となりました。
前半は、私のどん底時代の話。
見えなくなったのでもう二度と歩けないと思った話や、暗闇生活が辛すぎて死にたいと思った話、そしてどんどん復活してきた話など。
後半はお待ちかね、盲導犬ラシッドの奇跡の誕生から出会い、訓練や普段のお仕事ぶりなど、現在に至るまで。
盲導犬と歩き出して一年が経ち、
「私も知らないことばかりだったので、みんなはもっと知らないだろうなぁ。誤解してることも多いだろうなぁ。
私がもっと盲導犬の素晴らしさを伝えたいなぁ!」
と思えば思うほど、話は尽きません。
それと信号の渡り方は、口で説明するよりも、目で見た方が分かりやすいかな?と思い、家から信号を渡って歯医者に行くまでの動画を流したり、
きっと、みんな気になることは同じだろうと、家でのラシ君の様子をスライドショーで流したり。
そして、質問タイムに、ふれあいタイム!
ここまでだけでも内容は盛りだくさんでしたが、ついにきてしまった三線ターイム!
人前で独りで披露するのは今回が初めてだったので、何よりも緊張しましたが、みんなも歌ってくれ、会場内が一体化。
感動のあまり、調子に乗って4曲も披露してしまいました。
そして今回、何よりも嬉しかったのが、ほっこり仲間の野中さんとパートナーのリオ君が応援にかけつけてくれたことです。
ラシ君とリオ君は仲良し兄弟。
二人が揃うと「かわいいー、かわいいー!」
と、みんなのメロメロ度はMAXに。
前にはラシ君、後ろにはリオ君。
前からも後ろからも、ほっこりビームがブンブン飛び交い、会場内は愛のエネルギーでいっぱいでした。
私自身も「なんていい空気なの!みんなが楽しそうに笑っている!
愛がいっぱいの盲導犬の力は、本当にすごいなぁ!」
と、とても癒されました。
次の日、野中さんに「みんな楽しそうで良かったなぁ!
でもわしが一番驚いたのがな、それまでソワソワして落ち着きがなかったリオがな、三線始まったら急に落ち着いて、気持ちよさそうに床にベターと寝てしまったんや!
間違いない、あれは本当にα波が出ているで!」
と言われました。
確かに家で練習していると、必ずラシ君は、足元に来てウットリ?しながら聞いてくれています。
すごいなぁ!人間は犬に癒され、犬は三線に癒される!
「すごーい!これはまさに史上初のミラクルヒーリングだー!!」
こんな感じで、みんな素直の花が咲きまくり、とても楽しいほっこり講座となったのでした。
これからもこの調子で、たくさんの人に、笑顔と勇気とミラクルパワーをお届けできたら嬉しいです(^O^)
〈何事も 調子に乗れば うまくいく〉
※調子とは、物事のリズムや流れに乗ること