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ほっこり訓練日記

2020-02-03 14:31

ほっこり訓練日記103





こんにちは、松山真由美です。

実は、前回の日記で書いた里帰りの次の日、
我が家は耐えがたい悲しみに襲われました。
ずっと我が家を守ってくれていた、
ラシッドのお姉ちゃんであるルンルンが
天国に行ってしまいました。

その日も朝まで普通に歩いていたのですが、
私とラシッドの帰りを待っていてくれたとしか
思えないのですが、私たちが家に到着すると
急に弱ってしまい、次の日に旅立ってしまったのです。
「なんで?ウソでしょう?こんなことがあっていいの?」
と、まさかまさかの突然のことで全く信じられず、
毎日涙が止まりませんでした。

でも時間と共に、よく考えたら、
15歳半というかなりの高齢ではあったので、
これはルンルンの寿命なんだと思えるように
なってきました。

私たちが結婚したすぐ後にこの世に産まれ、
すぐに私たちのもとに来てくれた、
神の使いとしか思えないルンルン。
見えない私がここまで元気にがんばってこれたのは、真二さんと共にルンルンが
ずっと支え続けてくれていたからだったので、
ルンルンには感謝の言葉しかありません。
前を向くために、この気持ちを届けたくて、
ルンルンに手紙を書きました。


「大好きなルンルンへ」

ルンルンの姿は見えなかったけれど、
めちゃくちゃかわいくて
存在全てが愛おしくて、ルンルンは
私たちの大切な大切な家族であり宝物でした。

こんなにも小さい身体なのに、
いつも大きな愛で私たちのことを癒してくれて
本当にありがとう。
結婚して、何もかもが不安でいっぱいだったあの頃、優しいルンルンには何度も何度も助けてもらいました。
あの頃は、見えないことが悲しくて
よく泣いていたけど、いつも私の弱音を
じーっと聞いて慰めてくれましたね。

その度に「がんばルンバ!!」と、
小さい手でポンポン叩いて魔法をかけてくれましたね!
そのおかげで、どんな辛いことがあっても、
何とか乗り越えて来ることが出来ました!
腕を挙げながらこの言葉を言うと、
不思議と笑顔で元気になるので、
今では真二さんと合言葉にして毎日元気を出しています。

振り返ると本当にいろんなことがあったけど、
大きくてやんちゃなラシッドが来てからは、
小さい身体なのにお姉ちゃんとして弟の教育係を
一生懸命がんばってくれていましたね。
大きさが全然違うのに、いつも二人で仲良く
寝ていた姿が、何よりもかわいくて
最高の癒やしであり幸せでした。

いつまでもいつまでも4人でいることが
当たり前だと思い込んでいたので、
ルンルンの存在が消えてしまったことが
今でも信じられないし、寂しくてたまりません。

でも、悲しんでばかりいたらしっかり者のルンルンに
怒られるから、
「愛しかない!今しかない!感謝しかない!」
という、ルンルンが私たち夫婦に教えてくれた
大切なことを、これからはできるだけ多くの人に
伝えていきたいと思っています。

こんな私たちですが、
「何の文句も言わず、ただただ愛を与えてくれたルンルン」
のように生きられるように、みんなでがんばっていきますね!

ルンルン、本当に本当に私たちのところに来てくれてありがとう!

これからも、私たち家族の心の中で生き続けてくださいね

《永遠に あなたの愛は 生きている》