こんにちは、松山真由美です。
今年は新年早々に、最愛のルンルンが
亡くなってしまい、これから今年は
一体どうなっていくのかなー?と思っていたら、
まさかのコロナウイルス問題というショッキングな
悲劇に襲われてしまいました。
人生はなにが起こるかわからない!と思って
生きてきたけれど、まさかこんな日が
急にやって来るなんて!
読谷村も、ほぼ全ての飲食店や施設が休業したりなど、
この短期間ですっかり世界は変わってしまいました。
私たちのお店もほとんど休業状態で、
本当に大変なことになっています。
しかし、そんな大変な毎日ではありますが、
我が家はまたもや不思議なことが起こっています!
去年の暮れに、お客さんに読谷村が村民に
安くで貸してくれるという
「リフレッシュ農園」のことを教えてもらいました。
そして、まだコロナがひどくなる前の2月に
読谷村で募集が始まったので、
「見えない私が本当に畑なんてできるのかな?」
という、大きな不安はありましたが、
どこまでもチャレンジャーな私たちは
恐る恐る応募してみました。
もちろん農業なんて、真二さんも私も未知の世界。
「もしも受かったら、神様がやりなさいって
言ってるんだろうなあ!」
と、全てをゆだねることに。
そうしたら見事に抽選に受かり、
私たちは読谷村に来て、まさかのまさかの
農業をすることになったのです!
広さのある畑なので三密になる心配はない!
もうこれはがんばるしかない!
しかし、そうは言っても今まで生きてきて、
クワやカマなどを一度も持ったことがない
私たちなので、広い畑を前に、
「一体何から始めたらいいの?」と、
二人で途方に暮れていました。
悩んだ結果、まずは畑の中を私が歩きやすいように
道を作ることからだー!
と、真二さんが「エイエイ!」と
クワでがんばってくれていたら、
神のような隣の畑のベテラン老夫婦が
助けに来てくれたのです。
しかも、この知念さんご夫婦は
お二人とも耳が全く聞こえないし話せないのです。
私が全く見えないのを真二さんが
知念さんにジェスチャーで伝えてくれると、
全てを理解したお父さんは、
私の肩を優しく叩いて握手をしてくれたのです。
嬉しい!見えなくても聞こえなくても喋れなくても、
心があれば言葉なんてなくても通じ合えるんだなあ!と、感動の瞬間でした!
それからというもの、超初心者の私たちのすることが
気になるようで、便利な農機具を次々に貸してくれるのです。
しかも、知念のお父さんは、見えない私が手の感覚だけで
カマやクワで草をがんがん刈っていく姿に
感心したのか、真二さんを通して「上手や!」と、
何度も褒めてくれるのです。
「わーい!やったー!草刈りして褒められたー!」
すごいなあ!もちろん真二さんだけが頼りではあるけれど、
本当になんとかなっているー!!
今はコロナで大変な時期だけど、
でも今だからこそ畑を耕す時間がいっぱいある。
だから今は、一日も早く平和な世の中に
戻れるように祈りながら、
みんなに笑顔で元気になってもらえるような
「ほっこり農園」作りをがんばっていこうと思います!
これにも大きな意味があると思うので、
ほっこり農園の成長ぶりを今後も楽しみにしていて下さいね(^o^)
《移りゆく 時の流れは 受け入れる》