こんにちは、松山真由美です。
先日、浦添市にある「宮城ヶ原児童センター」で、
真二さんとラシッド君で講演会をしてきました。
去年の読谷村での講演会を聞きつけて、
児童センターの官長さんからのご依頼でした。
ここの児童センターに通う子供たちは、家庭環境に問題があり、
寂しい思いをしたりご飯もちゃんと食べられなかったり。
だから、なかなか前向きになれず、すぐにあきらめてしまう子が多いとのこと。
だからこそ、そんな子供たちに、私たちの話を
聞かせてあげてほしいのだと言われました。
すごく重大な任務だとは思ったけれど
「私たちの体験談が、子供たちのお役に立つのなら!」
と、喜んでお受けしました。
今まで見えていたのに、見えなくなるとは
どういうことなのかという話や、
見えないけど、身体は動くから、
何かできるはずだと必死でがんばってきた話や、
たくさんの人に助けてもらったから、
その分、人に喜んでもらえるように生きていきたいと思っている話や、
人と比べて無いものや足りないものに目を向けるのではなく、
身体が動くことに感謝をしていたら、
全てがありがたく思える話などなど、いろんな話をしました。
「こんなに不自由になってしまった人でも、
こんなに楽しそうに生きているから、
きっと大丈夫なんだろうなぁ」と、
少しでもみんなの心が軽くなり、笑顔になってくれたら嬉しいなぁと思い、
一生懸命話をしました。
最後に、盲導犬の話をして、写真や動画を見てもらい、
ラシッド君に癒されて無事に終わりました。
子供たちは素直なので、一生懸命聞いてくれ、
私たちも大満足だったのです。
そうしたら、今日のお礼にと、子供たちがバイオリンの生演奏を披露してくれたのです。
あまりの感動に
「すごーい!すごーい!」と、大興奮!
するとハッピーバースデーソングの演奏が始まり、
「ハッピーバースデー!ディアー真由美さーん!」の歌声と共に、
バースデーケーキが登場したのです!
そういえば、この日は私のお誕生日。
でもまさかこんなステキなお祝いをしてもらえるなんて思いもしない私は、
ローソクをフーフーしながら
「なんてこったなの?こんなことがあっていいの?」
と、みんなの前で涙がポロポロ。
手作りの花束とプラバンをいただき、感動すぎるバースデーとなったのです。
子供たちが少しでも元気になってくれたら嬉しいなあと思っただけなのに、
なぜか私たちの方がめちゃくちゃパワーをいただいて元気になった、
ミラクルな講演会でした(^O^)
《素直だと 嬉しいことが 舞い降りる》