こんにちは、ラシッドです。
今日は、前回の続きです。
次の日は、爺ちゃんと婆ちゃんのリクエストで、
阪神タイガースのキャンプを見に宜野座村に行ってきました。
やはり、大阪生まれの大阪育ちのぼくとしては、
タイガースと聞けば身体中がわくわくします。
野球は、テレビでしか見たことがなかったけど、こんなに近くで見ると、
すごくかっこよくて感動でした。
そこで起こったお話です。
小さな子供がぼくの目の前で
「糸井さーん!糸井さーん!」
と、糸井さんに向けて叫んでいたので、ぼくも負けじと心の中で叫びました。
そうしたらなんと!
思いが届き、こっちにピースをして答えてくれたのです!
やったー!嬉しいー!
きっとあれは、見えない母ちゃんを連れてきたぼくに、
「偉いな!お互いにがんばろうな!」
と言ってくれたんだと思います!
そうして、
「ぼくは犬だけど、いろんな経験ができるので盲導犬で良かったなあ!」
と密かに幸せをかみしめていました。
残念ながら、母ちゃんは相変わらず感動は薄そうだったけど、
爺ちゃんと婆ちゃん、それに父ちゃんが
とっても楽しそうだったので何より何よりです。
次の日、爺ちゃんと婆ちゃんが帰ってしまい、
ぼくはとっても寂しくて涙が出そうになったけど、
来年も遊びに来てくれるのを楽しみに、また一年がんばろうと思いました(^O^)
《離れても 元気でいれば すぐ会える》