「ラシッドの反省文」
こんにちは、ラシッドです。
この前、ぼくはやらかしてしまいました。
読谷村に引っ越してきてから、すっかりぼくのお店に、
盲導犬やパピーちゃんなどのお友達が遊びにきてくれることはなくなりました。
だから、とっても寂しいなぁと思っていたら、突然奇跡が起こったのです。
みんなにはサプライズだったらしく、みんなが
「まさかここで再会するとはなあー!いやーびっくりしたよー!」
と嬉しそうでしたが、誰よりもぼくが1番嬉しかったのです。
母ちゃんは、ぼくには内緒にしていたけど、ぼくは朝から気配で
誰かがやってくるのは分かっていました。
それがまさかもまさか!ぼくの大好きなライトハウスの盲導犬、しかも2頭もです!
これが喜ばずにいられるでしょうか?
そこがぼくの悪いところって分かっているけど、つい我慢できなくて、
大大大興奮してしまいました。
ぼくより2年先輩の二人は、盲導犬の鏡みたいに素晴らしかったのに、
ぼくだけが「ひゃっほー!ひゃっほー!」と、上機嫌が止まらなくなってしまったのです。
つい二日前、ヘルパーさんたちのお勉強会に呼ばれ、母ちゃんが一生懸命盲導犬講座をして、ぼくの賢さをみんなに熱く語ってくれていたというのに、
ぼくはバカなことをしてしまいました。
これからは、どんなに嬉しくても、母ちゃんが「遊んでもいいよ」
と言ってくれてからにしようと、強く強く反省しました。
でも、これがぼくの天性というか、個性というかチャームポイントというか。
神様どうか、嬉しすぎる気持ちを押さえるような特効薬があれば、
ぼくのおつむに塗ってください(^O^)
《失敗は 生まれ変われる チャンスかな》